2020年2月12日制定
神戸女学院大学の学習・教育・研究活動の支援及び発展のため、次の基準に基づいて図書館の資料を収集すべく選定するものとする。
選書は教員と図書館により行われる。原則として、教員は専門分野の図書を、図書館は学生が広範な教育を身につけるために必要な
教養図書を選書する。但し、ここでいう選書の対象は大学の資産となる図書を指す。
【選書基準】
選書は以下の《選書の範囲と基準》、《選書上の留意点》を十分考慮して行う。
《選書の範囲と基準》
(1)学生の授業・研究に必要な図書
(2)教員の教育・研究等に必要な図書
(3)学生、教員の教養の向上に必要な図書
(4)参考図書(辞書、事典、年鑑、白書等統計資料、書誌、索引、抄録)
(5)学生等が購入を希望する図書で図書館の蔵書として妥当な図書
《選書上の留意点》
(1)原則として1点1冊のみ備えることとする。
(2)後の世代に継承すべき資料であることを考慮して収集に努める。
(3)次の図書は原則として収集しないこととする。
・入手しやすい廉価本
・極めて初歩的な入門書
・政党・政治結社・新興宗教団体・企業・各国等の宣伝的刊行物
・古書で図書の状態が芳しくないもの
・保管及び利用に耐え難いと思われるもの
・ルーズ・リーフ形式のもの
・内容的にすでに資料的価値を失っているもの
・マンガ
・写真集(娯楽的なもの)
・問題集
・その他、図書館長が定めるもの
(4)寄贈図書については種類や内容を精査した上で大学図書館として相応しいものを受け入れることとする。
以 上
附則
1.この選書基準は2020年4月1日より施行する。
2.選書基準の改訂は、図書館委員会に諮らなければならない。
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神戸女学院大学図書館蔵書選書基準 .pdf