トップページ > 特集コーナー 

【新館】特集コーナー

特集コーナー[根記事一覧]
1234

kclibrary2021/06/01 15:39:28

今月は総合文化学科のプロジェクト科目に関連して、「空襲と市民生活」をテーマに展示をしています。
館内の様子はこんな感じです。


また、今月は神戸市文書館からお借りしているDVD-ROMを観ていただけるように専用PCを用意しています。


DVDは開館中ループ再生しています。
※お借りしている資料なので画像が映りこまないようにしています※

さて、今回の展示は、総合文化学科プロジェクト科目担当の河島真先生、三杉圭子先生、景山佳代子先生に選書に全面的にご協力いただきました。
展示リストはこちらです。展示リスト①.pdf 展示リスト②.pdf
選書テーマは以下の通りです。
・日本における空襲に関する図書/空襲の地域的な状況に関する図書
・日本が行った空襲に関する図書
・空襲に関する文学
・防空に関する図書
スペースの都合上、展示リストで紹介している図書をすべて並べられているわけではないので(途中で展示図書を変える予定です)、リストを頼りに本を借りに来たのに特集コーナーに並んでいない、という場合には図書館員にお声がけください。


「空襲」と聞くと、みなさんは自分とは結び付かない、遠い遠い昔に起こった話だと感じられるかもしれません。
「空爆」であれば、つい最近もニュースで耳にされているかと思います。
そして、何が行われているのかを映像で目にされる機会もあるかと思います。
そうして少し身近に感じた上で、日本が被害者にも加害者にもなっていたのだということを考えると、また捉え方も変わるかもしれません。

歴史上の記録から、戦争が起こった日、世の中で争いごとがあった日を探すのは簡単なことですが、ある1日が地球上で全く争いごとがなかった日であったかどうかを証明することは難しいのではないでしょうか。
それほど切れ目なくどこかで争いごとが行われていると思うと、何とも言えない気持ちになります。

最後に、展示に関連した様々なリンクを紹介します。

・Japan Air Raids.org – A Bilingual Historical Archive

https://www.japanairraids.org/

・西宮市ホームページ (nishi.or.jp)
【空襲・被爆体験】
https://www.nishi.or.jp/bunka/heiwahenotorikumi/sensonokioku/kushuhibaku/taikendan20.html

【戦時下の暮らし】
https://www.nishi.or.jp/bunka/heiwahenotorikumi/sensonokioku/senjikanokurashi/index.html

・神戸スタディーズ#6“KOBE”を語るGHQと神戸のまち
http://kiito.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/10/KS6_booklet.pdf

・国立公文書館デジタルアーカイブ
https://www.digital.archives.go.jp/
※空襲、国防などをキーワードに入れて検索すると当時のポスター資料などが閲覧可能です。

kclibrary2021/05/06 17:42:20

2021年はムーミンの作者であることでよく知られている、トーベ・ヤンソンの没後20年にあたる年です。

図書館では5月の特集展示に先駆けて、4月末までこんなイベントをしていました。
では、早速応募作品をご紹介します☆→ムーミン☆チャレンジ応募作品
どの作品も、ムーミン(やその他のキャラクター)の特徴をよく掴んでいて、トーベ・ヤンソンが伝えたかった物語が世代を超えて愛され続けていることがよくわかりますね♡

そして、館内ではこんな展示をしています☆


さて、トーベ・ヤンソンはフィンランドを代表する画家であり小説家でもありました。
父親がスウェーデン系フィンランド人、母親がスウェーデン人であったことから、スウェーデン語で創作していました。
代表作ともいえるムーミンは、1945年の第2次世界大戦後に童話「小さなトロールと大きな洪水」が発表されたのを皮切りに、9冊の童話が発表され、また並行して1954年からはイギリスの夕刊紙「イブニングニューズ」に「ムーミンコミックス」が連載されました。

トーベ・ヤンソンはまた、1971年まで同性愛が違法とされていたフィンランドで、同性のパートナーの存在を公にしていたことでも知られています。

公にしていたとはいえ、もちろん苦悩もあったようで、友人への手紙などにもそのような心情が綴られています。
作品とプライベートなことを結びつけるのはあまりに安易かもしれませんが、ムーミンに出てくるキャラクターたちの示唆に富んだ言葉の数々の背景には、トーベ自身の様々な苦悩や喜びも含め、感情の揺れや積み重なりが反映され、私たちの心を打つのかもしれません。

以上を踏まえて、この展示は主に以下の3つのテーマで構成しています。
・作者と作品
・FINLAND/SWEDEN
・ジェンダー/LGBTQ

図書館で展示している本のリストはこちら→本リスト.pdf
ムーミンもキャラクターグッズは持っているけど、童話は読んだことがないという方も意外と多いのではないでしょうか。そんな方はまずは童話から読んでみましょう!

そして、トーベ・ヤンソンの物語世界はムーミン以外にも、とても味わい深い作品が多いのです。
偶然、今回のトーベ・ヤンソン展示を控えていたタイミングで、先日英文学科で講演会をしてくださった久山葉子先生から翻訳された本(『メッセージ トーベ・ヤンソン自選短篇集』)をご寄贈いただきました!
ムーミンだけしか知らないのはもったいないので、こちらもぜひ!

また、自宅からでも読める電子ブックのリストはこちら→電子ブックリスト.pdf
自宅から読む場合は学内環境と同じにするため、VPN接続が必要です。
VPN接続についてはこちら

また、大学図書館にトーベ・ヤンソンの書いたムーミン以外の作品の所蔵が少なかったため、中高部図書室の関連図書も少し紹介させていただけることになりました。→中高部図書室本リスト.pdf
大学図書館にはない資料もありますので、探求心旺盛な方は活動基準のレベルが下がって利用が可能となったら、一度覗いてみられては?

10月には、伝記的映画「TOVE」が全国で公開予定のようです。

こちらも気になります…

最後に、この記事に関連するリンク集を紹介します。
フィンランド政府観光局

スウェーデン政府観光局

国立女性教育会館
トップ画面のメニューの「図書・資料・データベース」がとても便利で勉強になります。
パスファインダーも公開されておりダウンロードできるので、女性学/ジェンダー/LGBTQなどのテーマに関心がある方や、関心はあるものの研究の進め方に迷っている方はぜひ!



kclibrary2021/04/05 09:09:20

2021年度が始まりました☆
探り探りの開館とはなりますが、昨年度全然図書館を利用できなかったという方にも今年度はどんどん利用していただければと願っています!

そして、来館したらぜひ見てほしいのがこの特集コーナーです。
4月のテーマ「アイヌ民族」は、実は昨年度総合文化学科の授業で扱われたことに関連して図書館でも展示を行ったものです。
しかし昨年度はオンライン授業中心でこの展示も殆ど見ていただくことがかなわなかったため、今年度も特集することとなりました。

館内の様子はこんな感じです。


図書館展示は、以下のような点を考慮しながら選書しています。
1.テーマについて概要がわかる本を入れる
2.なるべく違う分野の本が集まるようにする

どんなテーマの場合も、まずは概要にあたる本を見てみて、それからどんな分野の本があるかを見てみると、
1つのテーマについていろいろな視点があることがわかると思います。

今回選んだ本のリストはこちらです。→本リスト.pdf

また、インターネットでアイヌについて知るには以下のサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。

*ウポポイ 公式サイト
https://ainu-upopoy.jp/
昨年オープンした、アイヌの歴史・文化について学ぶことのできる複合施設の公式サイトです。
国立アイヌ民族博物館の発行しているニュースレター、ANUANUはダウンロード可能ですよ☆
kclibrary2021/02/16 10:57:25

今回は、母国語以外の言語で書かれた作品を集めました。
今回の展示テーマは英文学科のVAAGE先生、松尾先生、JONES先生からいただいたテーマをミックスしたものです。

さて、館内の展示の様子はこんな感じです☆

そして、展示中の本リストはこちらです→本リスト.pdf
バイリンガル作家の小説を楽しみたい方は、ぜひぜひ図書館に足を運んでくださいね。
今年度の開館は3/19までです☆
そこからしばらく新年度の準備期間に入りますので、来館の予定を立てている方はお気を付けください。

とはいえまだ緊急事態宣言も出ている状況ですので、なかなか図書館へ足を運ぶことができない方は、データベースでバイリンガリズムへの興味を拡げてみませんか?

例えば・・・
Literature Online(学外で利用する場合はVPN接続をしてからリンクをクリック☆)
 上記リンクの本リストに掲載されている、英文に関連する作家を検索してみると…
 作品やその作家に関する批評などを読むことができます。
JSTOR(学外で利用する場合はVPN接続をしてからリンクをクリック☆)
 上記リンクの本リストに掲載されている、英文に関連する作家を検索してみると…
 作家に関する洋雑誌の記事が読めます。
同じ検索語でどんなものが読めるのか、データベースを渡り歩いてみるのも良いかもしれません。

またバイリンガル作家の小説で、物語の世界に思いを馳せた後は、作家の言語的な背景に思いを巡らせてみるのも良いかもしれません。

ところで「バイリンガリズム」とは、2言語使用あるいは2言語併用と訳されることが多いようです。
大きく分けると2つあり、まず「個人的バイリンガリズム」と呼ばれるのは、例えば、両親が異なる母国語を使うために子供が両方の言葉を使用するようになったような場合であるとか、母国語以外の言語に興味を持って学習して身につけたような例で、言語学、心理言語学などの分野で研究されています。

そしてもう一つは「社会的バイリンガリズム」で、例えばスイスなどのように複数の言語が併用されている状況をいうようです。
「社会的バイリンガリズム」については、教育学、歴史学などの分野で研究されています。
オンラインからでも例えば、雑誌『日本語教育(学外で利用する場合はVPN接続をしてからリンクをクリック☆)のバイリンガルに関する論文を読むことができます(「バイリンガル」でジャーナル内を検索)。

「バイリンガリズム」や「バイリンガル」から興味が拡げられそうだなと感じた方にはぜひ、Webcatplusで連想検索をしてみることをおすすめします!
関連ワードなどがわかるので、思ったように自分の興味に合った検索語にたどり着けない方に役立ちます。
ちなみに、2020.2.13現在で「バイリンガリズム」の連想結果は87件、「バイリンガル」の連想結果は1142件でした。
ここからどんな絞り込みをすれば自分の興味に近づけていくことができるかがわかるはず☆
Webcatplusについては、先月の特集コーナー紹介記事にもう少し詳しく書いているので、見逃した方はぜひそちらも読んでくださいね。

展示をきっかけに図書館HP上のコンテンツをいろいろ試してみてください!
そしてわからないことがあればぜひお気軽に図書館にお問い合わせくださいね☆
kclibrary2021/01/15 10:33:15

2021年最初の展示は、日本チェコ交流100周年です。
2020年が日本チェコ交流100周年にあたるのですが、年度内ということでどうかまだまだ祝わせてください。

館内の展示の様子はこんな感じです♪


今回の展示では本学でチェコといえば・・・と、西洋史の中でも特に、中央・東ヨーロッパを専門に研究をしておられ、
また2018年度には客員研究員としてチェコ科学アカデミー 歴史学研究所に所属されていた総合文化学科の桐生裕子先生に、
おすすめの図書をご紹介いただきました。図書館職員が選んだ本もあわせて展示中です。

展示中の本のリストはこちらです⇒本リスト.pdf
 ☆表中ピンクの欄が桐生先生のおすすめ図書です☆

チェコについて興味のある人も、良く知らない人も、
まずは
チェコ共和国オフィシャルブログを覗いてみてはいかがでしょうか?
芸術、文学はたまたチェコ料理レシピやチェコへの行き方まで、楽しく情報を得られます。

そしてもう少し知りたくなったら、チェコに関してどんな研究がされているかについても調べてみませんか?
まずは先にご紹介した、桐生先生の論文を検索してみましょう☆
桐生先生の論文を読むには…
神戸女学院大学機関リポジトリで検索
CiNii Articlesで検索
いずれも著者名で検索するのがわかりやすいかもしれません。

さらにこんな調べ方はいかがでしょうか。
Webcatplusで検索
 「連想検索」機能を使って、「チェコ」と入力して検索してみる
→検索結果(2020.1.14時点で3472件がヒットしました)の中から、気になる本を1冊選んでクリック☆
「この本と繋がる本を検索」機能を使うと、繋がる本まで拾ってくれるので、検索結果がさらに増えます!
 例)『チェコ絵本とアニメーションの世界』という本から「この本と繋がる本を検索」機能を使って検索すると、2020.1.14時点で全119984件がヒットしました)
→そこから「連想ワードで絞込み」機能を使って、興味の本に絞り込む

自分の興味から、思いもかけなかったテーマにつながったりして、新たな発見があるかもしれませんよ☆

そして、Naxos Music Libraryを使えば、チェコの音楽も楽しめます!
 (※注意↑学内もしくは学外からVPN接続したときにログインできる設定でのリンクにしています)
 検索次第で、チェコ出身の作曲家の曲を聴くこともできれば、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴くことも可能です。
目を閉じて音楽に包まれれば、そこはチェコ…と脳内旅行を楽しむこともできるかもしれません。

また、音楽学部図書室にもチェコの関連図書がありますので、気になる方は覗いてみてくださいね。

さて、日本とチェコが正式に外交関係を成立したのが1920年1月12日です。
第2次世界大戦時には残念ながら一時交流が中断しましたが、現在はお互いの豊かな文化に触れあえる友好的な関係を築いています。

この機会にぜひ、チェコから拡がる自分の興味を探求してみてはいかがでしょうか☆
kclibrary2020/12/03 15:04:01


12月の展示では、第14回「学生が選んだベストティーチャー」に選出された先生方にご推薦いただいた本と、先生方の著作本をご紹介しています。

館内での展示の様子はこんな感じです☆
学生のみなさんが集まった教室を思わせるような、明るくて賑やかな飾りつけになっています。


「学生が選んだベストティーチャー」は、前年度に実施された「学生による授業評価アンケート」の結果から、各学科で総合的に最も高い評価を受けた先生方が選出されているということです。

そんな先生方に、
・研究の道を志すきっかけとなった本
・学生のみなさんに読んでもらいたい本
最近感銘を受けた本
という観点からおすすめの本を選んでいただきました。
今年度はオンライン授業が殆どという方も多いので、先生方と直接お会いする機会も少ないと思います。
本を通じて先生方のお人柄に少し触れられるかもしれませんよ☆

展示中の本のリストはこちらです☆ BOOK LIST (HP).pdf

リスト中、4(北川将之先生選)と10(若佐美奈子先生選)は、先生方が研究を志すきっかけとなった本とのことです。
先生方から選んでいただいた本について、お薦めコメントをいただきましたので少し紹介します。

<北川将之先生より>
リストNo.4について
独裁と民主政治の社会的起源:近代世界形成過程における領主と農民』(上・下) Barrington Moore/著 岩波文庫
大学4年の時にこの本を読んで、アメリカやイギリスの農民は自由を獲得したのに、なぜインドの農民は抑圧され続けるのか疑問に思いました。インドの農民には希望の光さえないような記述がされていて、強く印象に残りました。この本が書かれたのは1960年代ですが、それから半世紀を経てインドの農民は政治的自由を手に入れることができたのか知りたいと思い、インドの村の政治を調査研究しようと考えました。

<若佐美奈子先生より>
リストNo.10について
『人格の成熟』アンソニー・ストー/著 岩波書店

著者アンソニー・ストーはベテランの臨床家で、人格の成熟は、独立・自立ではなく、成熟した依存ができるようになることだ、と丁寧に説いています。私は高校生の時に読んで衝撃を受け、心理療法に興味を持ちました。

他にもおすすめコメントをいただいているのですが、館内展示にてご覧ください☆
来館困難な方は郵送での貸出も行っておりますので、ぜひご利用くださいね。

詳しくはこちらをどうぞ。

もしくは、オープンアクセス(インターネットを通じて誰もが無料で閲覧可能な状態にある)の論文であれば自宅からでも先生方の論文を読むことができます。
※ただし心理系などの論文は、プライバシーの観点からオープンアクセスになっていないものも多いです。

神戸女学院大学機関リポジトリより検索(図書館HPのトップページ右側にもバナーあり)
今回選出された先生方の中では、以下の論文などを読むことができます。
<北川将之先生>
・『論集』第65巻(2018)論文"チベット亡命政府の民主化―2015-16年主席大臣選挙の事例分析―”掲載あり
・『女性学評論』第30号(2016)講義録”女性学連続セミナー「はたらくこと・そだてること」インド農村議会の女性議員の子育てと仕事-マイクロファイナンス、政治意識”掲載あり
<野嵜玲児先生>
・『論集』第61巻第1号(2014)共著論文"神戸女学院岡田山キャンパスの野鳥”掲載あり


CiNii Articlesより検索
ご自宅で検索される場合は、VPN接続をした上で検索するのが便利です。
オープンアクセスになっていなくても、本学図書館で所蔵しているかどうか検索が可能になるためです(KCL蔵書検索とリンクします)。
VPN接続はじめ、学外からの便利な利用法についてはこちらを参照してください。
論文を検索し、オレンジのバナーが表示されればオープンアクセスになっていますのでご自宅からでも閲覧可能です。
例えば、今回選出された先生方のお名前で検索してみると、
VAAGE先生の論文の中にはオープンアクセスになっているものもありますが、
島崎先生の鼎談記事はオープンアクセスになっていませんが、本学図書館に所蔵の雑誌に掲載されていることがわかります。

上手く検索できなかったという3年生の方はぜひ、現在Zoomでガイダンスを実施中ですのでよろしければぜひ参加申し込みを!
詳しくはこちら(英文学科の方はこちら
ガイダンスの対象外の方は、よろしければ直接図書館にお問い合わせください。

最後に、図書館コンテンツではありませんが、島崎先生はご自身のYouTubeチャンネルをお持ちです。
振付家 / 島崎 徹Toru Shimazaki - YouTube
本学音楽学科舞踊専攻のみなさんのパフォーマンスも観られますのでぜひ☆
素晴らしく素敵ですよー‼
kclibrary2020/11/04 19:18:39


今月の展示テーマは心理・行動科学科よりご提案いただきました。
館内の展示の様子はこんな感じです。


さて、心理のおしごとと聞いて、どんな職業が浮かぶでしょうか?
「カウンセラー」という答えが一番多いのではないでしょうか。
本学HPにも、在学生向けにカウンセリングルームだよりが掲載されていますので、そちらを思い浮かべた方もおられるかもしれません。

幼い頃に病院で
「お腹がしくしくする」
だったか、とにかく自分で症状を医師に説明した際にこう言われたことがあります。

「君の本当の痛みは君にしかわからない。だから自分がどんな風に辛いのか、痛いのかを自分で説明するのはとても大切なことなんだよ。」

そんなこともあり、大人になって随分と経った今でも、身体的な痛みについてはそれからもできる限り正確に痛みを伝えようとすることが身についています。
しかし精神的な辛さについて、同じことができているかと問われたら、自信を持って頷くことが私にはできません。
きっと意識しているかどうかにかかわらず、同じような方は少なくないのではないでしょうか。

一方で、たまたま臨床心理士の資格を持つ方に話を聞いてもらっているうちに、
自分自身で思っていたよりも実際はずっと辛いと思っていたことに気づいたということもありました。
思いがけずプロの力によって、精神的な辛さについてはなるべく考えないようにしていた自分に気づいたのです。
それからは、ストレスを感じることがあったとしても、向き合い方が少しは変わったような気がしています。

心理のおしごとは、さまざまな領域で必要とされており、今後ますます多方面で求められるだろうと予測されます。
心理系のおしごとを目指しているという方も、
あるいは自分や家族、友人がよくお世話になっているという方もおられるかと思います。
さまざまな領域で人々をサポートしてくださっている、実は大変身近なおしごとであると言えるかもしれません。

心理に関するおしごとの中には、大学院まで修了した上で試験を受けて資格を取得した人にしか採用の門扉があけられていないものもあれば、
大学の心理学科を卒業(またはそれに相当する心理学の単位を取得)していれば採用される可能性のあるものもあるようです。

大学在学中に取得可能な資格として、日本心理学会が認定する資格である認定心理士があります。
特定の仕事と結びついた資格ではありませんが、大学4年間で心理学全般について一定の水準の知識・技能を修めたことを示すものです。
これから就職活動をされるみなさんにとっては、履歴書等への記載も可能という点で取っておかれるのも良いと思われます。
また、認定心理士の資格取得において求められる心理学の知識・技能は、心理学とは直接関係しないと思われる仕事においても役立つことと思われます。

大学院まで修了した上でないと取得できない資格としてはまず、民間資格ではありますが、文科省の管轄で作られ30年もの歴史のある「臨床心理士」が挙げられます。
「臨床心理士」は、臨床心理士養成に関する指定大学院または専門職大学院を修了した上で資格試験に合格せねば取得のできない難関資格であり、
それだけに日本における心理の専門家として証明されてきた資格であるといえるかと思います。
また、2017年度に新設された新しい心理の国家資格である「公認心理師」も、今後重要な資格となっていくことと思われます。

今回の展示は、心理に関するおしごとが「どのような場所で」行われ、
「どのような内容の」業務を行うのかがわかるようにと考えて構成しました。
また、今回は自分でそのおしごとについて調べる際のガイドになるパスファインダーを各種作成しました。
本学で取得できる心理系の資格についてのパスファインダーです。
石谷先生、若佐先生をはじめとする心理・行動科学科の先生方、
また「精神保健福祉士」に関しては心理・行動科学科の水本先生、総合文化学科の金田先生、與那嶺先生にもアドバイスをいただきつつ、
展示担当スタッフみんなで唸りながら仕上げました。みなさまの学習の参考になれば幸いです。
パスファインダーは印刷したものをお持ち帰りいただけるよう、特集コーナーにご用意していますが、こちらにPDFも載せておきますので遠方で来館が難しい方はこちらからどうぞ。

心理職の四大業務.pdf
臨床心理士.pdf
公認心理師.pdf
日本心理学会 認定心理士.pdf
精神保健福祉士.pdf
社会福祉主事.pdf

また、紹介している本のリストはこちらです。→本リスト.pdf

ぜひこの機会に読んでみてくださいね。
kclibrary2020/10/01 17:15:21

ようやく今年度最初の特集展示をご紹介できるようになりました。
今年度はオンライン授業が殆どで来校する機会がないという方もおられますので、これまでは館内展示の紹介記事を上げていた、図書館HP内のこちらのコーナーで、ご自宅でも楽しめるコンテンツのご紹介も充実できればと考えています☆

さて、今月の展示は…
「アイヌ民族」がテーマです。

総合文化学科よりいただいたテーマなのですが、今年の7月に北海道白老町に、アイヌ文化を紹介する複合施設〝ウポポイ(民族共生象徴空間)〟がオープンするなど、ニュースなどでも「アイヌ」について目にする機会も増えているかと思います。

館内では、こんな風に展示しています☆


アイヌの刺繍などのモチーフに使用されている模様を切り絵にしてみました。
力作ぞろいなので、ぜひ間近で見ていただきたい!

また、図書館の本は内容ごとに分類され書架に並んでいるので、
自分の興味のある本が並んでいる周辺だけを探して終わってしまう方も多いかと思います。
なるべくいろいろな分類から本を集めましたので、
この機会にぜひ自分の専門分野ではどんな「アイヌ」に関係する本があり、また自分の専門分野以外ではどんな視点で「アイヌ」が取り上げられているのか、
なんてことも考えながら見ていただけると嬉しいです☆

また、図書館になかなか来られない方には、以下のコンテンツをご紹介します☆

図書館HP>データベース より
*National Geographic Virtual Library
 「Ainu」で検索すると、特集記事が読めます(英文)。写真も豊富な雑誌なので、ぜひこの機会に!
*Naxos Music Library 
 「アイヌ」で検索すると、〝アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌”などを聴くことが可能です。

図書館のコンテンツではありませんが、動画配信や音楽配信などのサブスク、
あるいはYou tubeなどでも検索してみると、アイヌの伝統音楽をベースにした音楽が聴けたり、
伝統舞踊が観られたりもしますので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。
kclibrary2020/02/03 14:09:40








 2,3月連続で、関西の笑いと文化をテーマに本を集めています。
 某メーカーのお茶漬のパッケージにも採用されているこの3色。本の帯を使用して、展示のモチーフを作成してみました(学生アルバイトさんが今回も作ってくれました!)。そして関西が描かれているわけではないのですが、「和」のモチーフに合う小村雪岱の絵葉書がちょうど図書館にあったので、一緒に飾ってみました…(あまりに素敵な絵だったので…)どうか雰囲気だけ味わっていただければありがたいです☆とはいえ、展示してある本は、関西にゆかりのある伝統芸能や、府県ごとの特徴が分かる本など、一応2本の隠れテーマで選んでおりますので、よろしければ是非手に取ってみてくださいね。
kclibrary2020/01/07 16:23:25







 2020年が始まりました!今年も図書館をたくさんご利用いただけると嬉しいです。
 さて、お正月にちなんで、中国のお正月飾りを作ってみました。
 たくさんのペーパーフラワーは、学生アルバイトのみなさんによるものです。以前にもペーパーフラワーで飾りを作ってもらったことがあり、みなさんかなり手慣れて作るのが早い早い…しかもキレイ!頼もしい限りです。
 
 わざわざ国境を越えなくても、関わる機会の多い国である中国、そして中国の人々。隣国だけに様々な文化が昔から日本に伝わってきてはいますが、まだまだ知らない世界も、知っているようでいてずっと奥深い世界もあるのです。この機会にぜひのぞいてみてくださいね。
kclibrary2019/12/09 18:22:09





 タイトル著者出版社請求記号登録番号配架場所
117世紀バロック絵画高橋裕子朝日新聞社701/AS1/V.4 2929192階 図書
2バロック美術の成立宮下規久朗山川出版社909/YA1J/V.77  4213363階 図書 
3ローマにおけるバロック芸術の成立ロイス・リーグル中央公論美術出版709/RI1B 4404252階 図書
4バロックのイメージ世界 : 綺想主義研究マリオ・プラーツみすず書房709/PR1A 4099792階 図書
5もっと知りたいレンブラント : 生涯と作品幸福輝東京美術 708/TO7/V.38  4381042階 図書
6レンブラントとイタリア・ルネサンスケネス・クラーク法政大学出版局 080/HO1/V.368  2993164階 図書 
7ネーデルラント絵画史 : ヴァン・エイクからブリューゲルまでマックス・フリートレンダー岩崎美術社 708/IW1/V.24C.2  2812872階 図書 
8フェルメールの帽子 : 作品から読み解くグローバル化の夜明けティモシー・ブルック岩波書店909/BR34525673階 図書 
9もっと知りたいフェルメール : 生涯と作品小林頼子東京美術 708/TO7/V.2  4316522階 図書 
10もっと知りたいカラヴァッジョ : 生涯と作品宮下規久朗東京美術 708/TO7/V.13 4316632階 図書 
11バロック芸術ヴィクトール・リュシアン・タピエ白水社 084/HA1/V.333  4235754階 文庫・新書 
12歪んだ真珠 : バロックのコスモロジーセベロ・サルドゥイ筑摩書房 709/SA3  2722502階 図書 
13カラヴァッジョの秘密コスタンティーノ・ドラッツィオ河出書房新社 757.9/DO1  4663922階 図書 
14レンブラントマリエット・ヴェステルマン岩波書店708/IW2A/V.24 3999332階 図書 
15カラヴァッジョへの旅 : 天才画家の光と闇宮下規久朗 角川学芸出版 927/CA2  4186503階 図書 
16日常礼讃 : フェルメールの時代のオランダ風俗画ツヴェタン・トドロフ 白水社 754.3/TO1  3838742階 図書
17フェルメールの眼ヨハネス・フェルメール 講談社757.9/VE1A 3485032階 図書 
18ルネサンスとバロック : イタリアにおけるバロック様式の成立と本質に関する研究ハインリッヒ・ヴェルフリン中央公論美術出版 724/WO1  3123782階 図書 
19Vermeer Jan Vermeer画 ;
Arthur K.Wheelock, Jr.解説 ; 黒江光彦訳
美術出版社708/BI1/V.572249252階 大型
20ル-ベンス嘉門安雄/解説集英社708/GO1/V.121895162階 大型
21ベラスケス神吉敬三解説集英社708/GO1/V.151895192階 大型
22CaravaggioCaravaggio画;
Alfred Moir解説 ;
若桑みどり訳.
美術出版社708/BI1/V.602249282階 大型

 今月はバロック絵画の特集です。
 サンタさんにBAROQUE CHRISTMASの文字を持ってもらっています。
 これらの文字は、BRITISH LIBRARYがFlickerで公開している、著作権切れで自由に使用してよいイラストの中から、学生アルバイトの皆さんに文字を探してもらって作りました(「Q」がなかなか見つからず苦労しました)。
 赤やオレンジの飾りはドイツで長い冬を楽しむためによく折られているものだそうです。実はこちらは1961年発行の同窓会誌『めぐみ』の中にも見つけることができます。時を超えて同じものを眺めながらクリスマスのお祝いができるのも素敵なことですね。この飾り、カウンターの後ろのガラス窓にもたくさん貼っています。学生アルバイトの皆さんや職員で地道に作りました。光に透けるととてもきれいなので、iLibコーナーでちょっと疲れた時に目の保養になれば嬉しいです。それではみなさん素敵なクリスマスと新しい年をお迎えくださいね☆
kclibrary2019/11/19 15:58:58














今月の展示は、人間科学部環境・バイオサイエンス学科中川先生のご提案・資料提供により、行っております。12/6(金)までと期間が短いので、お見逃しなく!
kclibrary2019/11/01 15:00:29








 今月の展示は…誰かが潜んでいるのがわかるでしょうか!?
 学生アルバイトさんたちが、全体のバランスを見ながらいろんな「彼女」を潜ませてくれました!
 近くで見るだけでなく、ちょっと離れてみてみるとまた見え方が違いますのでお試しください!
kclibrary2019/10/01 11:39:26







 今月の展示はめくると解答が出てくるクイズ形式です。
 本と合わせてお楽しみいただけければ嬉しいです♪
kclibrary2019/08/08 12:58:15












今回は図書館新館利用者のみなさまに「無人島に持っていく本」についてのアンケートを実施し、選ばれた本を展示しています。(新館以外に所蔵の本は残念な腹紹介のみで展示はしていません)
展示は今回も学生アルバイトさん達の力作+英文学科の立石浩一先生から自由に使ってよいと寄贈していただいた折り紙作品の中から、トロピカルな色合いのものを使わせていただきました。こちらもあわせてお楽しみください!
kclibrary2019/07/05 18:17:29








*今回の展示の飾りは図書館の学生アルバイトのみなさんの力作です!
 カウンター業務の傍ら、地道に作業を重ね、見事に花を咲かせてくれました!
 こちらもぜひお楽しみください☆
kclibrary2019/06/04 11:53:28








   *この特集展示は総合文化学科専門教育科目 プロジェクト科目B(Ⅰ)とのコラボ展示であり、リスト中青部分は担当の先生方からのおすすめ本です。
kclibrary2019/04/04 10:28:33





4月 1F新館特集コーナー「沖縄」本リスト
 タイトル著者請求記号配架場所
1沖縄からの本土爆撃 : 米軍出撃基地の誕生林博史 955/YO4D/V.468  3階 図書 
2日本にとって沖縄とは何か新崎盛暉 080/IW1F/V.1585 3階 文庫・新書
3沖縄の基地の間違ったうわさ : 検証 34個の疑問佐藤学, 屋良朝博 I/B/V.962  4階 岩波ブックレット
4アートで平和をつくる : 沖縄・佐喜眞美術館の軌跡佐喜眞道夫I/B/V.904 4階 岩波ブックレット
5琉球からみた世界史村井章介, 三谷博 955.56/MU1 3階 図書
6サンゴ礁に生きる海人 : 琉球の海の生態民族学秋道智彌 955.56/YO1/V.29  3階 図書 
7沖縄が問う日本の安全保障島袋純, 阿部浩己責任編集327/SI19 3階 図書
8沖縄の70年 : フォト・ストーリー石川文洋 080/IW1F/V.1543  3階 文庫・新書
9沖縄らしさの社会学 : 多文化接触領域のエスニシティ安井大輔 323/YA33  3階 図書 
10米国と日米安保条約改定 : 沖縄・基地・同盟山本章子380/YA33階 図書 
11沖縄語の入門 : たのしいウチナーグチ西岡敏, 仲原穣459/NI13階 図書 
12『おもろさうし』と琉球文学島村幸一 851.3/SI3 2階 図書 
13世界史からみた「琉球処分」ティネッロ・マルコ955.56/YO1/V.303階 図書
14陸軍中野学校と沖縄戦 : 知られざる少年兵「護郷隊」川満彰 955/YO4D/V.466  3階 図書
15移行する沖縄の教員世界 : 戦時体制から米軍占領下へ藤澤健一 370.91/HU6  3階 図書
16沖縄戦と民間人収容所 : 失われる記憶のルポルタージュ七尾和晃955.56/NA103階 図書
17沖縄の英語教育と米軍基地 : フェンスのうちと外での外国語学習広島大学大学院総合科学研究科編、柴田美紀 372.7/SI9  3階 図書
18The Ryukyu Kingdom : cornerstone of East AsiaMamoru Akamine955.56/AK13階 図書
19出来事の残響 : 原爆文学と沖縄文学村上陽子 850.9/MU5  2階 図書
20辺野古に基地はつくれない山城博治, 北上田毅 I/B/V.987  4階 岩波ブックレット
21聞け!オキナワの声 : 闘争現場に立つ元裁判官が辺野古新基地と憲法クーデターを斬る仲宗根勇327/NA19 3階 図書

kclibrary2019/02/04 14:09:07






1F新館特集コーナー「古典芸能・落語」本リスト
NOタイトル著者配架場所請求記号
1落語と歩く田中敦3階 文庫・新書080/IW1F/V.1642
2歌舞伎 : 家と血と藝中川右介3階 文庫・新書080/KO1A/V.2221
3江戸落語 : 誕生と発展延広真治3階 文庫・新書080/KO1B/V.2044
4俳句と暮らす小川軽舟4階 文庫・新書080/TY1A/V.2412
5能・文楽・歌舞伎ドナルド・キーン4階 図書085/KE1/V.6
6神楽と出会う本三上敏視3階 図書397/MI11
7英訳付き1冊でわかる日本の古典芸能 =
A bilingual guide to Japanese traditional performing arts
中村雅之著 ; Jeffrey Hunter訳2階 図書790.9/NA4
8「日本の伝統」の正体藤井青銅3階 図書390.9/HU7
9能・狂言岡田利規2階 図書  850.88/IK1/V.10  
10落語の種あかし 中込重明2階 図書791/NA4
11映画のなかの古典芸能神山彰, 児玉竜一2階 図書791/SI4/V.13
12落語進化論立川志らく2階 図書791/TA11
13能・狂言を学ぶ人のために林和利編2階 図書792/HA6A
14変貌する時代のなかの歌舞伎 : 幕末・明治期歌舞伎史日置貴之2階 図書792/HI7
15能にアクセス井上由理子2階 図書792/IN1
16あらすじで読む名作文楽50高木秀樹2階 図書792/TA18
17歌舞伎ちょっといい話戸板康二2階 図書792/TO2C
18歌舞伎の見方渡辺保2階 図書792/WA7A
19市川染五郎と歌舞伎に行こう! ユニゾン/企画編集2階 図書792/YU2
20経験としての物語 : 人形浄瑠璃の世界河村望2階 図書852/KA7
21漫才と落語 中丸宣明3階 図書955.4/YU3/V.67

1234

                
                          Copyright © KOBE COLLEGE LIBRARY, All Rights Reserved