今回は、母国語以外の言語で書かれた作品を集めました。
今回の展示テーマは英文学科のVAAGE先生、松尾先生、JONES先生からいただいたテーマをミックスしたものです。
さて、館内の展示の様子はこんな感じです☆
そして、展示中の本リストはこちらです→本リスト.pdfバイリンガル作家の小説を楽しみたい方は、ぜひぜひ図書館に足を運んでくださいね。今年度の開館は3/19までです☆そこからしばらく新年度の準備期間に入りますので、来館の予定を立てている方はお気を付けください。
とはいえまだ緊急事態宣言も出ている状況ですので、なかなか図書館へ足を運ぶことができない方は、データベースでバイリンガリズムへの興味を拡げてみませんか?例えば・・・*Literature Online(学外で利用する場合はVPN接続をしてからリンクをクリック☆) 上記リンクの本リストに掲載されている、英文に関連する作家を検索してみると…
作品やその作家に関する批評などを読むことができます。
*
JSTOR(学外で利用する場合はVPN接続をしてからリンクをクリック☆)
上記リンクの本リストに掲載されている、英文に関連する作家を検索してみると… 作家に関する洋雑誌の記事が読めます。
同じ検索語でどんなものが読めるのか、データベースを渡り歩いてみるのも良いかもしれません。
また
バイリンガル作家の小説で、物語の世界に思いを馳せた後は、作家の言語的な背景に思いを巡らせてみるのも良いかもしれません。ところで「バイリンガリズム」とは、2言語使用あるいは2言語併用と訳されることが多いようです。
大きく分けると2つあり、まず「個人的バイリンガリズム」と呼ばれるのは、例えば、両親が異なる母国語を使うために子供が両方の言葉を使用するようになったような場合であるとか、母国語以外の言語に興味を持って学習して身につけたような例で、言語学、心理言語学などの分野で研究されています。
そしてもう一つは「社会的バイリンガリズム」で、例えばスイスなどのように複数の言語が併用されている状況をいうようです。
「社会的バイリンガリズム」については、教育学、歴史学などの分野で研究されています。
オンラインからでも例えば、雑誌『
日本語教育』
(学外で利用する場合はVPN接続をしてからリンクをクリック☆)のバイリンガルに関する論文を読むことができます(「バイリンガル」でジャーナル内を検索)。
「バイリンガリズム」や「バイリンガル」から興味が拡げられそうだなと感じた方にはぜひ、
Webcatplusで連想検索をしてみることをおすすめします!
関連ワードなどがわかるので、思ったように自分の興味に合った検索語にたどり着けない方に役立ちます。
ちなみに、2020.2.13現在で「バイリンガリズム」の連想結果は87件、「バイリンガル」の連想結果は1142件でした。
ここからどんな絞り込みをすれば自分の興味に近づけていくことができるかがわかるはず☆
Webcatplusについては、先月の特集コーナー紹介記事にもう少し詳しく書いているので、見逃した方はぜひそちらも読んでくださいね。
展示をきっかけに図書館HP上のコンテンツをいろいろ試してみてください!
そしてわからないことがあればぜひお気軽に図書館にお問い合わせくださいね☆