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特集コーナー

【特集】2014/05 「ストレス」

図書館新館1階の展示コーナーが新しくなりました。5月のテーマは「ストレス」です。この時期は、年度初めの忙しさが一段落、時間割や日々のスケジュールにも慣れ、ゴールデンウィークでほっとひと息つくと同時に、季節の変わり目、環境の変化で疲れが出る頃です。それは、皆さんの心や身体からのメッセージに耳を傾ける時であるとも言えます。

今回は、ストレスを理解するための『ストレスに負けない脳』、『疲労の医学』などに加え、ストレスへの対応に役立つ『どこでもプチストレッチ』、『ココロとカラダが気持ちよくなる100+1』といった図書も並べています。是非ご覧ください。

【特集】2014/06 「ディズニー」

図書館新館1階の展示コーナー、6月のテーマは「ディズニー」です。ディズニーは、ミッキーマウスをはじめとするディズニー原作のキャラクターだけでなく、クマのプーさん、不思議の国のアリス、メアリー・ポピンズ、そして数々の記録を塗り替えて大ヒット中のディズニー創立90周年記念作品「アナと雪の女王」のように、他の作家の作品をもとにしたさまざまな映画を製作してきました。ディズニー作品は、世代を超えて愛され続けています。そんなウォルト・ディズニー自身を題材にしたトム・ハンクス主演映画「ウォルト・ディズニーの約束」も話題になりました。

今回はウォルト・ディズニーの評伝、映画の原作であるアンデルセンの作品、また多読のコーナーからも英語の絵本等を選んでいます。是非ご覧ください。

 

【特集】2014/07 「おさかな」

蒸し暑い日が続きますが、夏休みまでもう少しです。そんな7月の図書館新館1階展示コーナーのテーマは「おさかな」です。周囲を海に囲まれ、たくさんの川が流れ、琵琶湖をはじめとする湖も各地にある日本は、さまざまな水の環境と深いかかわりを持っています。そして、そこに住む生き物と人との関係もまた密接です。この夏、海や川、また水族館に出かける人も多いでしょう。美しい写真が満載の本から水産物によるアンチエイジング(!)まで、また魚だけでなく、クジラ、イルカ、クラゲ、ペンギンなど、いろいろな本を集めました。是非、図書館でも涼しいひとときを過ごしてください。

 

【特集】2014/08 「世界各国の本」

 長い夏休みが始まりました。さまざまな計画がいっぱいの8月。図書館新館1階展示コーナーのテーマは「世界各国の本」です。

アジア、南北アメリカ大陸、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカ、いろいろな国に関する本を集めました。ブラジル移民、アメリカ探検史、外国語の表現、古代ローマ史等、切り口もいろいろです。旅行や留学、海外研修、インターンシップ、ボランティア活動で海外へ出かける、授業の課題や卒論で外国について研究している、あるいは気になる国、大好きな国がある、そんな人にはもちろんの内容ですが、『フランスのおいしい休日』、『日本人が知らないアメリカ』、『「新生ロシア」のいまどき生活』・・・こんな題の図書なら、涼しい図書館での息抜きにもよいかもしれませんね。是非ご覧ください。

 

【特集】2014/10 「図書館スタッフおすすめ本」

10月を迎え、後期の授業開始。今月の図書館新館1階展示コーナーのテーマは「図書館スタッフお勧め本」です。
「あの一行がずっと心に残っている」「自分の考え方が変わった」「何度も読んでそのたびに新な感動が」・・・皆さんは誰かに勧めたい本がありますか。小説あり、エッセイあり、評論あり、絵本あり、写真集あり・・・。図書館スタッフお勧めのさまざまな本18冊が並びました。1冊ずつに、思いのこもったポップも添えてありますので、こちらも楽しんでいただけるはず。読書の秋、普段は手に取らないような本との出会いがあるかもしれません。是非ご覧ください。

 

【特集】2014/11 「なぜ?」

紅葉の秋、食欲の秋、でもやっぱり読書の秋です。今月の図書館新館1階展示コーナーのテーマは「なぜ?」。

毎日の生活の中でふと気になる「なぜ」・・・。今はインターネットで検索すれば何でもすぐにわかる時代なのかもしれませんが、以前から不思議に思っていたこと、少し時間をかけて本を読んでみませんか。
素朴な疑問『夏はなぜ暑いのか』についての本、『マジックにだまされるのはなぜか』、『なぜ理系に進む女性は少ないのか』、そして『女性同士の争いはなぜ起こるのか』、さらに洋書では"Why Do Cats Meow?"、"Why Smile?"なども展示しています。是非手に取ってみてください。


【特集】2014/12 「翻訳絵本」

 

12月の図書館新館1階特集コーナーのテーマは「翻訳絵本」です。
日本でも長く愛されている海外の絵本の原書と翻訳両方を並べてみました。
小さいころに読んでもらった懐かしい絵本、お気に入りだったあのフレーズは原書ではどんなことばで
表現されているのでしょうか。
神戸女学院大学では高校生を対象とした絵本翻訳コンクールを毎年実施していますが、
わかりやすいことばで、オリジナルのリズムを保ちながら翻訳するのは、実はかなり難しいのでは・・・・。
寒さが厳しくなるこの季節、あたたかい部屋でお茶を飲みながら、大好きだったあの本との再会、
あるいは翻訳に挑戦というのはいかがでしょうか。
どうぞご覧ください。





【特集】2015/01 「文学作品」

2015年が幕を開けました。1月の図書館新館1階展示コーナーのテーマは「文学作品」です。

題名は知っている作品、国語の授業で習ったり文学史に出てきたり・・・。
でも実際に読んでみたことはない、ということも多いと思います。
今回はそうした有名な作品やひとりの作家の短編集、詩集とあわせて、『日本幻想文学集成』シリーズ、『日本の古典をよむ』シリーズ、そして『英米児童文学のベストセラー40』、『名作英文学を読み直す』など文学作品を紹介する図書も並べています。

一年の計は元旦にあり。今年は文学作品をじっくり読んでみませんか。
そのきっかけ作りに是非ご覧ください。


 

【特集】2015/02 「神谷美恵子先生」

寒い日が続きますが、暦の上では立春。もう春を迎えています。
2月の図書館新館1階展示コーナーは、神戸女学院大学教授として学生の指導に携わっておられたこともある
神谷美恵子先生の生誕100年を記念した特集です。

神谷先生は精神科医として長島愛生園に勤務、ハンセン病に向き合ってこられました。
著作集をはじめ、ヴァージニア・ウルフ『ある作家の日記』の訳書、先生に関する評伝『喪失からの出発』、
『若きこころの旅』、『聖なる声』などを選びました。

春休みに手に取って、是非ゆっくり読んでみてください。

【特集】2015/04 「貸出ランキング上位の本」



新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

神戸女学院大学へようこそ!


そして、在学生のみなさん、新しい年度を迎え新しい授業はいかがですか。
神戸女学院大学図書館では、新館1階に特集コーナーを設け、定期的にテーマを決めて図書などを
紹介しています。今月は図書館の利用者の貸出ランキング上位の図書を集めました。
本学の河西先生編集による『恋する』、石川先生のゼミ編著による『女子大生原発被災地ふくしまを行く』、
就活本としても人気の『リーン・イン』、新書では『友だち地獄』、そして文学作品E.M.フォスター
『眺めのいい部屋』など並べています。
在学生がどんな図書を利用しているのか、ぜひ図書館に足を運んで手にとってみてください。



【特集】2015/05 「日常の安全」

新緑が美しい季節になりました。
新しい授業にも慣れ、活発にクラブ活動やアルバイト、ボランティア等を楽しむ日々・・・。
外へ出かけることも多くなるこの時期、5月の特集コーナーは「日常の安全」がテーマです。
私たちの身の回りには便利なものがあふれていますが、その便利さと引き換えに安全を手放して
いることもあるのでは。
空気や水、食の安全から、『添加物のQa&A』といった食品添加物や化粧品の安全に関するもの、
そして自分の身を守るための『あぶない時代の護身マニュアル』まで、
安全を多角的にとらえて図書を選びました。 どうぞご覧ください。


【特集】2015/06 「色彩」


好きな色、似あう色、顔色、音色・・・・。
さまざまな「色」に囲まれて生活していても色彩について特別に意識することは少ないかもしれません。
でも、色によって気持ちが前向きになったり、落ち着いたりすることもありますね。
『音に色が見える世界』、『あなたを変えるカラーセラピー』、『景観デザインと色彩』、
『美しい日本の伝統色』、いろいろな図書を集めました。どうぞご覧ください。



【特集】2015/07 「妖怪」

 最近はアニメで人気の妖怪たちですが、平安時代の『今昔物語』に出てくる鬼たちのほか、百鬼夜行絵巻と呼ばれる妖怪絵巻の数々、そして柳田國男の『遠野物語』の座敷わらしや河童、日本人は妖怪が大好きですね。いつの時代にもさまざまな妖怪たちに囲まれて生活してきたことは、ある意味で豊かなことのような気がします。
 『もののけの正体』、『妖怪の基礎知識』、世界にも目を向けて『世界の怪物・魔物文化図鑑』、その他にもたくさん妖怪の本を集めました。暑い夏休みを涼しく過ごせるよう図書館がお手伝いします。ぜひ妖怪の本を手に取ってください。
 
     

【特集】2015/08 「高校野球」

 今年も、地方予選を勝ち抜いた高校野球チームが甲子園で熱戦を繰り広げる8月がやってきました。目標に向かって努力するひたむきな姿、次々に生まれるファインプレー、野球に関心のない人をも感動させるドラマのような名場面。そんな高校野球は、甲子園球場に足を運ぶ派、涼しい部屋でテレビ観戦派、ニュースや新聞で結果確認派と、楽しみ方もさまざまです。
 『高校野球「裏」ビジネス』、『甲子園野球と日本人』、野球全体へ視野を広げて『アメリカ野球珍事件珍記録大全』、長嶋茂雄『野球へのラブレター』等、いろいろな角度から選書しました。読む甲子園、読む野球の世界はいかがですか。ぜひ特集コーナーで手に取ってください。

【特集】2015/10 「神戸女学院」

 神戸女学院は今年140歳になりました。創立140周年を記念して、10月は神戸女学院に関する図書を選んでいます。
 重要文化財に指定された校舎が表紙を飾る本、その校舎の設計者であるヴォーリズ博士や校舎の名前にもなっているデフォレスト第五代院長に関する本、神戸女学院の歴史に関する本、そして卒業生の玉岡かおるさんの著書や在学生が作成した本など、在学中に一度は手に取ってほしいと思っています。
 みなさんが学ぶ神戸女学院について、ぜひ読んでみてください。そして、10月1日(木)~30日(金)まで図書館本館閲覧室で開催している記念展示「神戸女学院で学んだ作家たち」もぜひご覧ください。

【特集】2015/11 「話題になったニュース」

 楓や銀杏、桜の葉が鮮やかに色づく季節になりました。2015年のカレンダーもあと2枚。みなさんにとって今年はどんな1年でしたか。
 『集団的自衛権と安全保障』、『農業問題・TPP後、農政はこう変わる』、『「イスラム国」と「恐怖の輸出」』、『異議あり!新国立競技場:2020年オリンピックを市民の手に』、『マイナンバーがやってくる』、『ラグビーを観に行こう!』、『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』、『それぞれの芥川賞直木賞』・・・。11月の特集コーナーには、少し早めに2015年を振り返り、話題になったニュースやその周辺に関する図書を並べました。気になった出来事や制度、国や地域について、少し時間をかけて掘り下げ、自分なりの意見を持つ機会にしてはいかがでしょうか。
 そして、ぜひ読んだ本を紹介するポップを書いて、「読書deスタンプラリー」(詳細は図書館HPをご覧ください)にも参加してください。お待ちしています。

【特集】2015/12 「本を借りてクイズに答えよう」

 クリスマスをお祝いする季節になりました。今月は図書館スタッフから、本の紹介とクイズのプレゼントです。
 今月の特集コーナーには、図書館スタッフが読んだいろいろな分野の本といっしょにポップを展示しています。そこには、その本に関するクイズが・・・。普段は手に取らないような本でも、クイズの答えを求めて読んでみるのも楽しいですね。じっくりクイズに挑戦してみてください。
 図書館1階入口付近には、読書deスタンプラリーに参加してくださったみなさんのポップも展示しています。こちらのポップで読みたい本が見つかるかもしれません。ぜひあわせてご覧ください。

【特集】2016/01 「日本文化」

 2016年うるう年が始まりました。今年も図書館をたくさん活用してください。1月の特集コーナーは「日本文化」です。
 日本文化というとどのようなことが頭に浮かびますか。美術、工芸、芸能、茶道や華道でしょうか。話題の和食、あるいは独特の色や文様かもしれません。百人一首も和歌という日本文化ですが、それをお正月に着物を着て楽しむことも日本文化のひとつの形ですね。
 1年の初めに、日本のことについて知るのはいかがでしょう。海外留学を考えている人にもきっと役立つ図書が見つかると思います。

【特集】2016/02「魔女・魔法」

 後期の授業も終わり、長いお休みが始まりました。暦の上では立春、新しい春を迎える季節でもあります。試験やレポート執筆を終えて少し心に余裕ができている今、日常から離れた「魔女・魔法」に関する図書を手にとってみませんか。
 魔法使いは男性も女性もいるようですが、魔女はどうして女性だけなのでしょう。女の魔法使いと魔女の違いも気になります。物語の中にも西洋の歴史の中にも魔女はたくさん登場します。それだけ女性が神秘的な力を持っているということでしょう。
 『魔法の書』、『教皇と魔女』、『古代エジプトの魔術:生と死の秘儀』、『魔法と猫と魔女の秘密』、『The witch in history』などなど、魅力的な本が並んでいます。春休みにぜひ、魔法のなぞにふれてみてください。

【特集】2016/04「戦争と平和」

 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。そして、在学生のみなさんは、いよいよ新しい年度が始まりましたね。
 神戸女学院大学図書館では、新館1階に特集コーナーを設け、定期的にテーマを決めて図書などを紹介しています。
 4月の特集コーナーは「戦争と平和」です。扱うテーマは重く、決して楽しい内容とは言えませんが、これから平和な世界を構築していくためにも、過去にきちんと向き合うことは大切です。小説や絵本、図鑑など、手に取りやすいものも幅広く展示していますので、プロジェクト科目「戦争と平和を考える」履修生はもちろん、新年度の初めに、ひとりでも多くのみなさんの学びのきっかけになれば、と思っています。ぜひご覧ください。

【特集】2016/05「日本国憲法」

 日本国憲法は1946年11月3日に国民に公布、その半年後の1947年5月3日に施行され、実際の運用が始まりました。今年はその公布から70年目にあたります。普段はあまり意識しなくても生活できるのですが、9条以外にも私たちの権利について、いろいろなことが定められた大切な憲法のことを、この機会に学んでみませんか。思い描く自分の将来が少し違って見えてくるかもしれません。
 新入生には『18歳からはじめる憲法』あたりから。70年前に公布された日本国憲法の英語版を翻訳家の柴田元幸氏が新たに現代語に和訳した『現代語訳でよむ日本の憲法』は通訳翻訳を学びたい人にいかがでしょう。そして、本学総合文化学科教授の石川康宏先生による『いまこそ、憲法通りの日本をつくろう!』、本館には『日本国憲法:大阪おばちゃん誤訳』もあります。ぜひ手に取ってください。

【特集】2016/06「○○とはなにか」

 わからないことがあると、ネットで「とは」検索。すぐに答えが見つかる時代になりました。でも、それで本当にわかったつもりになっていませんか。
 今、勉強している『英文学とは何か』、『ソーシャルワークとはなにか』改めて確認してみてはいかがでしょう。もっと踏み込んで『死とはなにか』、『思想とはなにか』を考えることに挑戦してみてもいいですね。ほかにも、普段はあって当たり前の『水とはなにか』、大好きな『ディズニーとは何か』、就活中のあなたには『「いい会社」とは何か』、いろいろな「○○とはなにか」が並んでいます。
 どうぞご覧ください。

【特集】2016/07「心理学に関する本」

 ちくま新書『心理学の名著30』という本を知っていますか。心理学を学んでいる人や関心のある人は、読んだことがあるかもしれませんね。今月の特集は、この本に紹介されている名著30冊と、心理・行動科学科の臨床心理学の先生方おすすめの図書です。
 『心理学の名著30』は「認知行動領域」、「発達・臨床領域」、「社会領域」、「心理学の展開」の4領域に、また臨床心理学の先生おすすめ図書は「臨床心理学・心理療法全般」、「親子関係・いじめ・トラウマ」、「認知行動療法など」、「その他」に、それぞれ分けて展示しています。
 フロイト『精神分析入門』や河合隼雄『ユング心理学入門』のような基本図書とともに、最近話題になった『マシュマロ・テスト』や『マインドフルネスを始めたいあなたへ』、さらに『予言がはずれるとき』や『誰のためのデザイン?』など興味をひかれる題名のものもあります。
 7月中旬には夏休み特別貸出も始まりますので、じっくり読んでみてください。

【特集】2016/09「山に関する本」

 今年から新しく祝日の仲間入りをした「山の日」にちなんで、今月は山に関する図書を集めました。
 そもそもどうして人は山に登るのか、そんな疑問に答える『登山の誕生』、民俗学の巨匠宮本常一氏の『山と日本人』、山の自然や生態系に興味があるというのであれば、『日本の山はなぜ美しい』や『雪山の生態学』も並べています。登山実践派には『山で失敗しない10の鉄則』や女性登山家の草分け田部井淳子氏の『いつでも山を』はいかがでしょうか。
 「山の日」は8月11日ですが、これから気候のよくなる時期に、ぜひ山の本で気分を盛り上げて、山登りに挑戦してみてください。

【特集】2016/10「女子に関する本」

 10月11日は「国際ガールズデー」(International Day of the Girl Child)です。2011年12月に国連総会で正式に決定され、女子の人権について考える日となり、各国でいろいろなイベントが開催されています。日本でもトークショー、チャリティー抽選会やコンサートなどが予定されています。
 今月はこの「国際ガールズデー」にちなんで「女子に関する本」を特集しました。日本はまだまだ男女平等とはほど遠く、さまざまな場面で「?」と感じた経験がある人もたくさんいるのではないでしょうか。『女性活躍後進国ニッポン』、『女の子は本当にピンクが好きなのか』、『負けない女の生き方◇217の方法』、『貧困女子のリアル』などなど.....。女子大で学ぶみなさんに、社会に出る前に考えてほしいテーマです。ぜひご覧ください。 

【特集】2016/11「動物に関する本」

 動物の赤ちゃん誕生のニュース、動物関連の番組、かわいいペット投稿動画、メディアにも書店にも、私たちのまわりには動物の情報がいっぱいです。見せ方を工夫した動物園や猫カフェ、ふくろうカフェに行ったことがある人もたくさんいるのではないでしょうか。今月は、動物が好きな人にもあまり興味がない人にも、彼らのことをもう少し知ってもらう機会を設けました。
 並べているのは『世界動物大図鑑』、『伊藤若冲大全』、『吸血コウモリは恩を忘れない』、『クジラは昔陸を歩いていた:史上最大の動物神秘』、『ペットは人間をどう見ているのか:イヌは?ネコは?小鳥は?』などなど。知らず知らずのうちに顔がほころんでしまう動物たちの写真や絵をじっくり眺めるもよし、お気に入りの動物について知識を深めるもよし、動物たちと人間の関係や生態系、進化について改めて考えるのもよし、楽しみながら読めるテーマです。ぜひご覧ください。
 「こんな本どうでしょう?」コーナーには、10月28日に実施した盲導犬イベントにちなんだ図書も展示しています。こちらもあわせて手に取ってください。

【特集】2016/12「シェイクスピアに関する本」

 たくさんの作品を残した英国の劇作家シェイクスピア。2016年は没後400年にあたります。400年前と言えば日本は江戸時代の初め。なんと徳川家康もこの年に亡くなっています。
 さて、シェイクスピアですが、特集コーナーには彼の著作だけでなく、さまざまな図書を集めました。『シェイクスピアと花』を片手に神戸女学院のシェイクスピアガーデンを歩いてみるのはいかがでしょう。あるいは、本当は別の人物が書いたのでは、という説もテレビで紹介されていたそうですので、そんな謎に迫ってみるのもおもしろいかもしれません。また、『シェイクスピアのビジネス講座』、『ハムレットは太っていた!』、『シェイクスピアの恋愛学』など、気になるタイトルの図書もあります。この機会にぜひ手に取ってみてください。

 「こんな本どうでしょう?」コーナーには、大ヒット映画「君の名は」にちなんで「入れ替わり」をテーマにした図書も展示しています。こちらもあわせてご覧ください。

【特集】2017/01 図書館のスタッフが選ぶ「〇〇なあなたへ」

 2017年、新しい年を迎えました。図書館は今年もみなさんをお待ちしています。どうぞご利用ください。
 新年最初の特集コーナーは、図書館学生スタッフが「○○なあなた」のために選んだ図書を展示しています。『もっと知りたいサルバドール・ダリ』、『童話の中のお菓子たち』、『古事記:歴史が語る“日本のあけぼの”』、『誕生日を知らない女の子』など、どんなあたなにお勧めなのか、ぜひ学生スタッフお手製のポップを読んでぴったりの図書を手に取ってください。

 

【特集】2017/02 「詩に関する本」

 2016年度の授業がひとまず終了し、新年度まではまだ時間がある、そんな2月は少しゆっくり読書ができる月かもしれません。そこで今月は、詩をテーマに図書を選んでみました。
 本学院にも何度か来てくださったことのある谷川俊太郎氏、女性ファンの多い茨木のり子氏、動物の詩が魅力の工藤直子氏、童謡でおなじみのまどみちお氏の詩集、写真も楽しめる『新編宮澤賢治詩集』、英訳で読む『サムシングナイス:金子みすゞ童謡集』などはいかがでしょうか。また、『こどもの詩』、『たいようのおなら』に収められているのは、詩人ではない子どもたちの詩ですが、素朴であるだけに強く心に響きます。詩集だけではなく、『詩をどう読むか』、『英米詩の窓から見た風景』なども並んでいます。
 詩の本は普段あまり意識して手に取らない分野かもしれませんが、おすすめのページには栞をはさんでみましたので、ぜひこのお休みにじっくり楽しんでください。

【特集】2017/04 「コミュニケーションに関する本」

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。神戸女学院大学へようこそ!そして、在学生のみなさん、どんな気持ちで新しい年度を迎えていますか。

神戸女学院大学図書館では、新館1階に特集コーナーを設け、定期的にテーマを決めて図書などを紹介しています。

4月は「コミュニケーションに関する本」を展示しています。大学生活、先生、友人、ほぼすべてが新しくなる環境に適応していくのは、特に新入生にとってはなかなかたいへんです。初めて親元を離れて生活する人もいるでしょう。初対面の人とのコミュニケーションを図らなければならない場面もたくさんあることと思います。
 みなさんが気持ちよく最初の一歩を踏み出せるよう少しだけ背中を押して新生活を応援したいと思い、心理・行動科学科の須藤先生おすすめの図書と図書館スタッフおすすめの図書を並べています。手にとったコミュニケーションに関する本が、新しい分野に興味を持つきっかけになるかもしれません。

 ぜひ図書館へ足を運んでください。お待ちしています。

【特集】2017/05 「通学時間に読んでみたくなる本―ストーリーから風景を想像してみよう―」


 お気に入りのカフェや自分の部屋での読書もいいですが、電車やバスに乗っている時間に、ちょっと本を読んでみるのはいかがですか。通学という短い時間だからこそ、日常を離れた世界に浸って気持ちが切り替わったり、思いもよらないアイデアが生まれるかもしれません。

今月は、環境・バイオサイエンス学科の三宅ゼミのみなさんが書いた楽しいポップといっしょにおすすめの図書を展示していますので、じっくり眺めて気になる本をぜひ手にとってください。また、図書館スタッフおすすめの図書は、持ち運びに便利な文庫本を中心に楽しめる作品を選んでみました

 

 「こんな本どうでしょう?」コーナーは、ビートルズの名盤Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band”50周年を記念して、英文学科のMcCullough先生おすすめの図書を中心に展示しています。ビートルズ関連の視聴覚資料は、音楽学部図書室やAVライブラリーにもありますので、そちらもあわせてご利用ください。 

   

【特集】2017/06「ひと・まち・文学/神戸女学院を創る」

   
新年度が始まって、はや2ケ月が過ぎました。みなさんは、授業の準備や課題に取り組む
忙しい日々でしょうか。今月は、プロジェクト科目「ひと・まち・文学」、
「神戸女学院を創る」(Bクラス)に関連した展示です。
「ひと・まち・文学」の舞台は、琵琶湖南東部、紫式部ゆかりの石山寺、本学院に関係の深いW.M.ヴォーリズが暮らした近江八幡、織田信長築城の安土城などなど。作品が生まれた場所とそこで生きる人々を通して文学を見つめる、授業担当の先生方による選書です。
「神戸女学院を創る」(Bクラス)では、神戸女学院が神戸山本通りから岡田山へ移転した歴史や国の重要文化財に指定されている岡田山キャンパス校舎群について学びます。
現地を探訪する前に知識を深められるよう、校舎の設計者W.M.ヴォーリズの著作や建築物に関する図書を中心に、授業担当の先生方が選書してくださいました。

それぞれ図書館スタッフのおすすめ本も並んでいますので、授業を履修している人もそうでない人も、ぜひ、手に取って読んでみてください。

「こんな本どうでしょう?」コーナーは、ハリー・ポッターシリーズ出版20周年を記念して、原書を中心に英文学科のMcCullough先生おすすめの図書などを展示しています。
ハリー・ポッターを好きならこんな本も読んでみては、と選んだ図書も並んでいます。
あわせてご利用ください。

【特集】2017/7-8「Jane Austen没後200年

               
 19世紀初頭に活躍した英国の小説家、
英文学科の人にはお馴染みのJane Austen(ジェイン・オースティン)が亡くなって今年で200年。これを記念して、7月と8月はジェイン・オースティンに関する展示です。彼女の作品はもちろん、『ジェイン・オースティンファッション』、『ジェイン・オースティン料理読本』といった図書や、読みやすい多読の洋書も選びました。何度も映画化された『高慢と偏見』、『エマ』のほか、彼女の主要作品の『マンスフィールド・パーク』、『ノーサンガー僧院』、『分別と多感』(「いつか晴れた日に」に改題)などもスクリーンで観たことがあるかもしれません。まだ作品を読んだことがない、という人も夏休みにゆっくり読んでみませんか。

本館では、1930年代の卒業生が執筆したオースティンに関する卒業論文と同時期に出版されたオースティン関連の図書を展示していますので、ぜひこちらもご覧ください。

 

 今年は神戸開港150年でもあります。そこで「こんな本どうでしょう?」コーナーには、神戸港や外国人居留地に関する図書を選びました。150年前と言えば大きく時代が転換した明治維新の頃、神戸女学院の創立者イライザ・タルカット先生、ジュリア・ダッドレー先生が神戸に到着された時代に思いを馳せてみませんか。

【特集】2017/09「夏目漱石に関する本」


 今月は夏目漱石生誕150年を記念した展示です。

漱石と言えば日本を代表する明治の文豪、『吾輩は猫である』、『坊ちゃん』、教科書でお馴染みの『こころ』など作品も数多く、『それから』や『夢十夜』をはじめ、映画になったものもたくさんあります。昨年放映された漱石夫妻を描いたドラマ「夏目漱石の妻」も好評だったようです。

読んだことがない、という人はこの機会に、もう読みました、という人は英訳で改めて挑戦してみませんか。あまりにも有名で何から手をつけていいのか、という人は『男漱石を女が読む』、『日本人が知らない夏目漱石』、『夏目漱石の純愛不倫文学』、『夏目漱石の手紙に学ぶ伝える工夫』などはいかがでしょうか。

 

「こんな本どうでしょう?」コーナーには、同じく生誕150年、夏目漱石と同級生の正岡子規と南方熊楠に関する図書を並べています。漱石と同じ時代を駆け抜けたふたりについても、ぜひご覧ください。  

【特集】2017/10「女性科学者に関する本」


 だんだん「リケジョ」の時代になりつつあるとは言え、理系というと、女性が苦手な分野という印象があります。確かに男性に比べれば女性科学者の数はまだまだ少ないですが、科学史における彼女たちの貢献は決して小さくはありません。研究と家庭を両立させて活躍する女性たちもたくさんいます。

 今月は、人間科学部の西田先生と図書館員がおすすめする女性科学者に関する図書を集めました。ハリエット・ブルックス、レイチェル・カーソン、ロザリンド・フランクリン、日本人では米沢富美子、猿橋勝子、そして小保方晴子まで、それぞれの科学者の生き方に触れてみませんか。また、『光できらめく理系女性たち:理想のワークライフバランスを目指して』、『なぜ理系に進む女性は少ないのか?:トップ研究者による15の論争』、『科学を選んだ女性たち:おもしろそうでワクワク、探求心ウキウキ』、『理系の女の生き方ガイド―女性研究者に学ぶ自己実現法』なども並べています。理系の人、科学大好きな人はもちろん、そうでない人もぜひご覧ください。

 

「こんな本どうでしょう?」コーナーにも、女性科学者と言えば一番に名前が浮かぶマリー・キュリー(キュリー夫人)に関する図書を選んでみました。彼女の波乱万丈の人生について読んでみてください。

【特集】2017/11「宗教改革500年に関する本」


 1517年10月31日、ドイツの修道士マルティン・ルターは「95カ条の論題」という質問状をヴィッテンベルク教会の扉に掲示しました。ここから宗教改革運動が始まります。それから500年の今年、ドイツだけでなく、世界各地で祝典や記念行事が催されています。

『ルター自伝』、『はじめてのルター』や『ルターと宗教改革』でルター本人について知るのもよし、時代背景を知るために『宗教改革とその時代』や『ルター時代のザクセン』を手に取るのもよし、宗教強調週間のある11月にキリスト教の歴史に少し近づいてみませんか。『ルターからバッハへの二百年』、『デューラー』、『宗教改革の女性たち』などは、宗教改革が宗教以外にも多方面に影響を及ぼしたことを知るきっかけになるかもしれません。

 図書館本館では、1534年にルターがラテン語からドイツ語に翻訳した聖書の復刻版など、関連した資料の展示をしています。また音楽学部図書室でも宗教改革にまつわる音楽CDを聴くことができますので、足を運んでください。

 

「こんな本どうでしょう?」コーナーには、「ロシア革命100年」を記念した図書を並べました。世界史の授業で習った記憶はあるものの・・・という人が多いと思いますが、この機会にぜひロシア革命についても知ってください。  

【特集】2017/12「北欧に関する本」



 北欧という時、それはノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドを指すだけでなく、バルト三国やグリーンランド、そしてイギリス、アイルランドを含むかなり広範囲の名称として使われる場合もあるようです。

ムーミン、ニルス、ピッピなど昔から人気の物語の主人公を思い浮かべるとともに、最近ではインテリアデザインや充実した福祉政策の面からも注目を集める地域、というのが北欧の印象でしょうか。

 図書館発行“Elle le lit”でも紹介した『オーロラ』、歴史を扱った『北欧悲史』、福祉に関心のある人のためには『北欧のノーマライゼーション』、カレル・チャペックの『北欧の旅』、「叫び」を描いたノルウェーの画家『ムンク』、レトロな写真が楽しい『北欧料理』。今月はいろいろな角度から北欧をとらえた展示をしています。冬休み特別貸出を利用してお気に入りの1冊をゆっくり楽しんでみてください。

 

「こんな本どうでしょう?」コーナーには、卒業生の松岡享子さんが『くまのパディントン』を翻訳出版されてから50年を記念して、楽しい図書を並べてみました。子どもの頃に親しんだパディントンと再会しに、また卒業生の仕事として作品を再発見しに、ぜひ足を運んでほしいと思っています。

【特集】2018/1 「英語学習に関する本」


 新しい年2018年が始まりました。図書館スタッフ一同、今年も皆さんをお待ちしています。どうぞご利用ください。

新年最初の特集コーナーは、今年の抱負の一案として英語学習を考えてみては、という提案です。じっくり時間をかけて学ぶつもりで、おもしろそうな本を手に取るところから始めてみるのはいかがでしょうか。

英文学科の中村先生、奥村先生、田辺先生による『踏み出せ!通訳・翻訳の世界』は、通訳や翻訳に興味のある人の背中を押してくれるのでは。『話すための英語力』なら、留学や就職の英会話を磨くきっかけがつかめるかもしれません。『映画で学ぶ英語学』でおしゃれな言い回しを見つけたり、『英語となかよくなれる本』で苦手意識を克服したり、取り組み方はさまざまです。自分のペースでゆっくり楽しく英語に挑戦してみませんか。

 

「こんな本どうでしょう?」コーナーには、戌年にちなんで「人と共に歩む犬たち」と題して犬についての図書を選びました。知らず知らず笑顔になってしまうもの、思わず涙がこぼれてしまうもの、人間のそばにずっといてくれる犬たちのことをもっともっと知ってください。

 

【特集】2018/2・3「Japonismに関する本」

    
 昨年から今年にかけて、国立西洋美術館の「北斎とジャポニスム」や神戸市立博物館の「ボストン美術館の至宝展」など、日本の芸術が西洋に与えた影響に焦点をあてた展覧会が開催されました。今年は「ジャポニスム2018」と銘打って、伊藤若冲展がパリで開催されるようです。みなさんがこの春休みに楽しめるジャポニズム関連の美術展と言えば、京都国立近代美術館「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」や箱根ラリック美術館「ラリックの花鳥風月」でしょうか。

2月と3月の特集コーナーには、北斎、広重、ゴッホ、クリムトなどの美術方面からはもちろん、哲学、文学、ファッションなど、さまざまな角度から「ジャポニズム」をとらえた図書を選びました。まだまだ寒いこの季節、きれいな図版を眺めながらジャポニズムに親しんでみてください。

 

「こんな本どうでしょう?」コーナーは、2月9日~25日まで韓国の平昌で開催の冬季オリンピックを記念して、オリンピックの歴史や出場経験者の著書、写真集などを展示しています。観戦の合間にぜひどうぞ。

【特集】2018/4「ストレスとの付き合い方」




2018年4月特集コーナー 「ストレスとの付き合い方」 本リスト
タイトル請求記号配架場所
1さよなら、ストレス
誰にでもできる最新「ご機嫌」メソッド
080/BU1/V.10983階 文庫・新書
2「認められたい」の正体 : 承認不安の時代080/KO1A/V.20943階 文庫・新書
3「脳疲労」社会
ストレスケア病棟からみえる現代日本
080/KO1A/V.23493階 文庫・新書
4汗はすごい
体温、ストレス、生体のバランス戦略
080/TI1A/V.12644階 文庫・新書
5ストレスのはなし : メカニズムと対処法080/TY1A/V.24324階 文庫・新書
6からだの不調139.2/OK3/V.24階 図書
7ストレス・マネジメント入門
自己診断と対処法を学ぶ : stress management
139/NA164階 図書
8ストレス学ハンドブック612/MA134階 図書
9化粧する脳612/MO8C4階 図書
10ストレスの生物学
ストレス応答の分子メカニズムを探る
612/MU14階 図書
11心の多様性 : 脳は世界をいかに捉えているか 612/NA174階 図書
12学校、職場、地域におけるストレスマネジメント実践マニュアル612/SI94階 図書
13ストレスとはなんだろう : 医学を革新した「ストレス学説」はいかにして誕生したか612/SU114階 図書
14心や意識は脳のどこにあるのか 612/WA64階 図書
15ココロとカラダが気持よくなる100+1613.3/HO24階 図書
16かんたんツボbook : すぐ効く、よく効く ツボ刺激とエクササイズで気になる症状に即効アタック!613.3/KY24階 図書
17脳と気持ちの整理術 : 意欲・実行・解決力を高める613.3/TU5A4階 図書
18健康格差社会 : 何が心と健康を蝕むのか613/KO184階 図書
19ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか
感情労働の時代
613/TA84階 図書
20こころを癒すノート : トラウマの認知処理療法自習帳617.8/IT24階 図書
21不安のメカニズム : 完全版 : ストレス・不安・恐怖を克服し人生を取り戻すためのセルフヘルプガイド617.8/WE64階 図書
22疲れない体をつくる「和」の身体作法
能に学ぶ深層筋エクササイズ
796/YA24A2階 図書

【特集】2018/5「異界へのまなざし」





図書館新館5月特集コーナー「異界へのまなざし」本リスト
 
日常のそばにある「異界」: 幻想と現代詩  
タイトル配架場所請求記号
1アメリカ現代詩の一面2階 図書811/YA1
2アメリカの現代詩 : 後衛詩学の系譜2階 図書811/II1
3アメリカ詩の世界 : 成立から現代まで 2階 図書811/NI1
4二〇世紀アメリカ文学を学ぶ人のために2階 図書810.9/YA2B
5今を生きるための現代詩3階 文庫・新書080/KO1A/V.2209
6近現代詩を学ぶ人のために2階 図書851.6/WA1
7詩のレッスン : 現代詩一〇〇人・21世紀への言葉の冒険2階 図書851.6/IR1
夢見手との出会い: 精神分析の経験  
タイトル配架場所請求記号
8夢分析入門4階 図書137.6/TA1
9夢の事典4階 図書137.6/NI1
10夢の精神分析 : 忘れられた言語4階 図書137.6/FR1/C.2
11夢の科学 : そのとき脳は何をしているのか?4階 図書137.6/HO1A
12精神分析と現実界 : フロイト/ラカンの根本問題 4階 図書137.4/TA3
13夢、夢見ること4階 図書137.4/MA8A
異界からの帰還: 神話、ファンタジーから考える  
タイトル配架場所請求記号
14いまファンタジーにできること2階図書809/LE2
15見えない世界の物語 : 超越性とファンタジー4階 図書080/KO1C/V.573
16ファンタジー・ブックガイド2階 図書809/IS2
17ファンタジーの魔法空間2階 図書809/IT1A
18ファンタジー文学案内2階 図書809/UN1
19ファンタジーとジェンダー2階 図書809/TA6
20ナルニア国物語 : 夢と魔法の別世界ファンタジー・ガイド
2階 図書809/KA4
私の中の「異界」に出会う: 民俗学の世界から  
タイトル配架場所請求記号
21驚きの介護民俗学3階 図書361/MU5
22介護民俗学へようこそ! : 「すまいるほーむ」の物語3階 図書361/MU5A

【特集】2018/6「沖縄」





2018年6月特集コーナー 「沖縄」 本リスト
NOタイトル請求記号配架場所
1沖縄の70年 : フォト・ストーリー080/IW1F/V.15433階 文庫・新書
2日本にとって沖縄とは何か080/IW1F/V.15853階 文庫・新書
3新書沖縄読本080/KO1A/V.20923階 文庫・新書
4沖縄が問う日本の安全保障327/SI193階 図書
5暮らして見た普天間 : 沖縄米軍基地問題を考える327/UE43階 図書
6沖縄の英語教育と米軍基地 : フェンスのうちと外での外国語学習372.7/SI93階 図書
7出来事の残響 : 原爆文学と沖縄文学850.9/MU52階 図書
8沖縄県の歴史散歩915.5/YA6A/V.473階 図書
9奄美・沖縄女のことわざ955.56/DA1/V.193階 図書
10対話沖縄の戦後 : 政治・歴史・思考955.56/KO63階 図書
11証言で学ぶ「沖縄問題」 : 観光しか知らない学生のために955.56/MA63階 図書
12沖縄を知る事典 955.56/OK53階 図書
13概説沖縄の歴史と文化 955.56/OK63階 図書
14沖縄戦、米軍占領史を学びなおす : 記憶をいかに継承するか955.56/OK73階 図書
15沖縄戦の真実と歪曲955.56/OS13階 図書
16沖縄からはじまる 955.56/OT1D3階 図書
17沖縄現代政治史 : 「自立」をめぐる攻防955.56/SA33階 図書
18沖縄に向き合う : まなざしと方法 955.56/SY1/V.13階 図書
19これならわかる沖縄の歴史Q&A 955.56/UM13階 図書
20ジープと砂塵 : 米軍占領下沖縄の政治社会と東アジア冷戦1945-1950955.56/WA13階 図書
21沖縄の基地の間違ったうわさ : 検証 34個の疑問I/B/V.9624階   岩波ブックレット
22アートで平和をつくる : 沖縄・佐喜眞美術館の軌跡I/B/V.9044階 岩波ブックレット

【特集】2018/7~8「台湾」






 
7-8月新館特集コーナー「台湾」本リスト
NOタイトル著者配架場所請求記号
1ビカミング「ジャパニーズ」 : 植民地台湾におけるアイデンティティ形成のポリティクスレオ・チン3階 図書955.7/TI1
2民俗学・台湾・国際連盟 : 柳田國男と新渡戸稲造佐谷眞木人4階 図書080/KO1C/V.591
3台湾とは何か野嶋剛4階 文庫・
新書
080/TI1A/V.1185
4現代台湾を知るための60章亜洲奈みづほ3階 図書304/AS6
5中国・台湾における日本像 : 映画・教科書・翻訳が伝える日本弓削俊洋3階 図書327/YU2
6台湾の政治 : 中華民国台湾化の戦後史 若林正丈3階 図書320.9/WA6
7台湾における「日本」イメージの変化、1945-2003 : 「哈日 (ハーリ) 現象」の展開について 李衣雲3階 図書327/RI4
8台湾映画 : 台湾の歴史・社会を知る窓口小山三郎2階 図書791/KO6
9台湾の社会福祉 : 歴史・制度・実践宮本義信3階 図書360.8/MI1N/V.25
10台湾原住民族の音楽と文化下村作次郎 [ほか] 編3階 図書390/SI5
11中国・台湾における日本語教育をめぐる研究と実践木山三佳 [ほか] 編著3階 図書450.7/KI3
12台湾語会話集 : 日本語・英語対照泰流社編集部/編3階 図書467/TA1
13台湾語村上嘉英3階 図書468/MU1
14中国の庭、台湾の庭 : 拙政園・留園・林家花園緒方賢一2階 図書712/OG1
15新編台湾映畫 : 社会の変貌を告げる
(台湾ニューシネマからの)30年
小山三郎 [ほか]2階 図書791/KO6A
16台湾新文学史陳芳明著 ; 下村作次郎 [ほか] 訳2階 図書860.9/TI1/V.1
17台湾のモダニズム水谷真紀3階 図書955.4/YU3/V.84
18かれらの日本語 : 台湾「残留」日本語論安田敏朗3階 図書450/YA3
19台湾現代史 : 二・二八事件をめぐる歴史の再記憶何義麟3階 図書955.7/KA1
20台湾を知る : 台湾国民中学歴史教科書国立編訳館/主編 ; 蔡易達,永山英樹/訳3階 図書955.7/KO3
21台湾と日本 : 激動の時代を生きた人びと大谷渡3階 図書955.7/OT1
22台湾海峡一九四九龍應台著 ; 天野健太郎訳3階 図書955.7/RY1

【特集】2018/9「秋の展示会」





2018年9月 図書館新館特集コーナー  「秋の展示会」 本リスト
正倉院
NOタイトル請求記号配架場所
1正倉院宝物の歴史と保存709.5/YO12階 図書
2正倉院染織品の研究743/OG22階 図書
3シルクロード紀行 : 正倉院へとつづく道910.9/YO53階 図書
4正倉院文書入門080/KA2/
V.55
4階 図書
5奇蹟の正倉院宝物 : シルクロードの終着駅709.5/YO1A2階 図書
6正倉院宝物の世界955/YA11A/V.743階 図書
7正倉院ガラスは何を語るか
 : 白琉璃碗に古代世界が見える
080/TY1A/V.20254階 文庫・新書
東山魁夷
NOタイトル請求記号配架場所
8もっと知りたい東山魁夷 : 生涯と作品708/TO7/
V.23
2階 図書
9日本の美を求めて080/KO1B/V.953階 文庫・新書
10わが遍歴の山河750.4/HI22階 図書
藤田嗣治
NOタイトル請求記号配架場所
11もっと知りたい藤田嗣治 : 生涯と作品708/TO7/
V.57
2階 図書
12近代日本と仏蘭西 : 10人のフランス体験327/MI83階 図書
太陽の塔
NOタイトル請求記号配架場所
13岡本太郎 : 「太陽の塔」と最後の闘い757.5/HI72階 図書
14万博と戦後日本080/KO1B/V.20613階 文庫・新書
15戦争と万博709/SA4A2階 図書
プラド美術館
NOタイトル請求記号配架場所
16プラド美術館708/BU12階 大型
17もっと知りたいベラスケス : 生涯と作品  708/TO7/
V.74  
2階 図書 
18ベラスケス : 宮廷のなかの革命者  080/IW1F/V.1721 3階 文庫・新書
プーシキン美術館展
NOタイトル請求記号配架場所
19シャガール : 巨匠の帰還 : 1987年・モスクワ・プーシキン美術館「シャガール生誕100年記念展」カタログ より757.4/CH1/b2階 大型
20プーシキン美術館所蔵日本美術品図録 = Catalogue of Japanese art in The Pushkin State Museum of Fine Arts709.5/KO5/V.12階 大型
いわさきちひろ
NOタイトル請求記号配架場所
21いわさきちひろの青春927/IW13階 図書
22にじいろの童画集 : 初期童画集755/IW1A/V.72階 図書
23窓ぎわのトットちゃん J/KU5 2階 図書
エッシャー
NOタイトル請求記号配架場所
24無限を求めて : エッシャー、自作を語る760.4/ES12階 図書
25絵のパラドクスと言葉のパラドクス608/IW1/V.214階 図書

【特集】2018/10「平成と明治150年」前半





10月特集コーナー 「平成と明治150年」前半 本リスト
平成  
NOタイトル配架場所請求記号
1平成デモクラシー史4階 文庫・新書080/TI1A/V.1299
2平成人 : フラット・アダルト3階 文庫・新書080/BU1/V.611
3平成不況の本質 : 雇用と金融から考える3階 文庫・新書080/IW1F/V.1344
4女性たちの平成不況 : デフレで働き方・暮らしはどう変わったか3階 図書396/HI8
5平成の家族と食4階 図書642/SI12
6今どきコトバ事情 : 現代社会学単語帳3階 図書452/IN1
7現代人は救われ得るか : 平成の思想と文芸2階 図書854.3/HU11A
8平成の天皇制とは何か : 制度と個人のはざまで3階 図書321/YO4
9明治・大正・昭和天皇の生涯3階 図書920.11/SI1
10昭和天皇の戦い : 昭和二十年一月〜昭和二十六年四月 3階 図書920.11/SY1G
11政治・経済 : 明治→平成3階 図書955.4/GY1/V.1
明治
NOタイトル配架場所請求記号
12明治詩話2階 文庫・新書080/IW1ee/V.199/1
13明治国家をつくった人びと3階 文庫・新書080/KO1A/V.2212
14王政復古 : 天皇と将軍の明治維新3階 文庫・新書080/KO1A/V.2462
15明治天皇4階 図書085/KE1/V.12
16明治国家形成と華族3階 図書323/KU14
17明治期の旧藩主家と社会 : 華士族と地方の近代化3階 図書323/UT4
18日本のラベル : 明治大正昭和4階 図書655/MI3
19明治天皇邦を知り国を治める : 近代の国見と天皇のまなざし3階 大型920.11/ME1K
20明治維新の新視角 : 薩摩からの発信3階 図書955.3/ME1C
21明治維新とナショナリズム : 幕末の外交と政治変動3階 図書955.3/MI11
22明治の表象空間3階 図書955.4/MA18

【特集】2018/11「平成と明治150年」後半






11月新館特集コーナー「平成と明治150年 後半」本リスト
平成
NOタイトル著者配架場所請求記号
1皇太子と雅子妃の運命 : 平成皇室大論争文藝春秋編3階 文庫・新書080/BU1/V.742
2平成経済事件の怪物たち森功3階 文庫・新書080/BU1/V.952
3平成落語論 : 12人の笑える男瀧口雅仁3階 文庫・新書080/KO1A/V.1980
4平成宗教20年史島田裕巳4階 図書299/SI4
5開発主義の暴走と保身 : 金融システムと平成経済池尾和人3階 図書332/IK2
6昭和の食石毛直道 [ほか] 編3階 図書394/IS1D
7「日本が変わってゆく」の論橋本治3階 図書854.3/HA11C/V.3
8皇室百年事件録 : 1912〜2012 : 明治の終焉から平成まで、皇室を取り巻く49の事件の真相とは!?『歴史読本』編集部編3階 図書920.1/SI1
9天皇・天皇制をよむ歴史科学協議会編3階 図書920.11/RE2
10年表昭和・平成史 : 1926-2011中村政則, 森武麿編4階 岩波ブックレットI/B/V.844
明治
NOタイトル著者配架場所請求記号
11オッペケペー節と明治永嶺重敏3階 文庫・新書080/BU1/V.1155
12夏目漱石と西田幾多郎 : 共鳴する明治の精神小林敏明3階 文庫・新書080/IW1F/V.1667
13欧化と国粋 : 明治新世代と日本のかたちケネス・B・パイル [著] ; 松本三之介監訳 ; 五十嵐暁郎訳3階 文庫・新書080/KO1B/V.2174
14華族誕生 : 名誉と体面の明治浅見雅男 3階 文庫・新書080/KO1B/V.2275
15明治の青年とナショナリズム : 政教社・日本新聞社の群像中野目徹3階 図書320.9/NA14
16『言海』と明治の日本語今野真二3階 図書453/KO4
17犬たちの明治維新 : ポチの誕生仁科邦男4階 図書599/NI4
18読まれなかった「明治」 : 新しい文学史へ日本文学協会近代部会編2階 図書850.9/NI20A
19負けない女の生き方◇217の方法 : 明治・大正の女作家たち渡辺澄子3階 図書928/WA10
20明治維新の経済過程明治維新史学会編3階 図書955.3/ME1D/V.8
21明治の政治家と信仰 : クリスチャン民権家の肖像小川原正道3階 図書955/YO4D/V.363
22幕末の海軍 : 明治維新への航跡神谷大介3階 図書955/YO4D/V.459

【特集】2018/12「食の安全」





12月新館特集コーナー「食の安全」本リスト
NOタイトル配架場所請求記号
1食の安全性 : 産地偽装から風評被害まで4階 図書018.6/NI2H
2食をめぐるほんとうの話3階 文庫・新書080/KO1A/V.2342
3食べ物のことはからだに訊け! : 健康情報にだまされるな4階 文庫・新書080/TI1A/V.1109
4「リスク」の食べ方 : 食の安全・安心を考える4階 文庫・新書080/TI1A/V.982
5食べ物の声を聴け!3階 図書394/UO1A
6フードトラップ : 食品に仕掛けられた至福の罠4階 図書  613.1/MO4 
7旬の野菜の栄養事典 : 春夏秋冬おいしいクスリ4階 図書613.1/EK1
8食環境科学入門 : 食の安全を環境問題の視点から4階 図書 628/MI11A/V.7 
9食品被害を防ぐ事典 : 20世紀食品被害事件を総括する 4階 図書613.1/HU11B
10食品表示の罠4階 文庫・新書 080/TI1A/V.1117  
11食の視点 : 日本人の食生活を考える4階 図書613.1/IM3
12食の未来を考える4階 図書613.1/IW8/V.3
13食品の安全性と衛生管理 : 食べ物と健康4階 図書613.1/KA22
14食品の安全と企業倫理 : 消費者の権利を求めて4階 図書613.1/KA23
15“食の安全"はどこまで信用できるのか : 現場から見た品質管理の真実4階 図書613.1/KA27
16食の安全 : 政治が操るアメリカの食卓4階 図書613.1/NE2A
17食の安全を求めて : 食の安全と科学4階 図書613.1/NI23
18食の安全はこう守る : 放射能汚染からTPPまで4階 図書613.1/OG2
19ほんとうの「食の安全」を考える : ゼロリスクという幻想4階 図書613.1/UN2
20体の中の異物「毒」の科学 : ふつうの食べものに含まれる危ない物質4階 図書615.9/KO2
21アメリカ産牛肉から、食の安全を考える4階 図書I/B/V.696

【特集】2019/1「お菓子」





1月新館特集コーナー「お菓子」本リスト
NOタイトル著者配架場所請求記号
1お菓子とビールモーム作 ; 行方昭夫訳2階 文庫・新書080/IW1cc/V.254/14
2京の和菓子 : 暮らしを彩る四季の技辻ミチ子4階 文庫・新書080/TY1A/V.1806
3チョコレートの世界史 : 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石武田尚子4階 文庫・新書080/TY1A/V.2088
4お菓子でたどるフランス史池上俊一3階 図書394/IK4A
5自由が丘スイーツ物語 : ケーキで人を幸せにする街阿古真理4階 図書642.7/AK1
6Chocolate : food of the Godsedited by Alex Szogyi ; foreword by Herman A. Berliner4階 図書642.7/CH1
7童話の中のお菓子たちクリームドリームズ編4階 図書642.7/CR1
8王のパティシエ : ストレールが語るお菓子の歴史ピエール・リエナール [ほか] 著 ; 塩谷祐人訳4階 図書642.7/LI1
9事典和菓子の世界中山圭子4階 図書642.7/NA1
10西洋菓子彷徨始末 : 洋菓子の日本史吉田菊次郎4階 図書642.7/YO2C
11チョコレートの科学大澤俊彦 [ほか] 著4階 図書674/OS1
12砂糖の文化誌 : 日本人と砂糖伊藤汎監修4階 図書674/YA7
13油脂のおいしさと科学 : メカニズムから構造・状態、調理・加工まで山野善正監修4階 図書675/EN1
14Sugar and other storiesA.S. Byatt2階 図書823/BY1
15和の菓子高岡一弥アートディレクション ; 高橋睦郎選と文 ; 与田弘志写真 ; 宮下惠美子, リー・ガーガ英訳4階 図書642.7/TA2
16あめ細工 : 製菓技術教本 吉田菊次郎4階 図書642.7/YO2
17現代洋菓子全書 : 菓子、ケ-キ、ペストリ-、デザ-ト、氷菓 W.J.ファンス編 ; 小野村正敏訳4階 図書642.7/FA1
18砂糖入門 斎藤祥治, 内田豊, 佐野寿和共著4階 図書674/SA11
19菓子の事典小林彰夫,村田忠彦4階 図書642.7/KO1
20洋菓子の工芸技法 : 製菓技術教本吉田菊次郎4階 図書642.7/YO2A
21チョコレートの真実 キャロル・オフ著 ; 北村陽子訳4階 図書674/OF1
22Charlie and the chocolate factoryRoald Dahl ; illustrated by Quentin Blak4階 図書J/DA7G
23源氏の由可里吉川冬季子4階 図書642.7/YO1 

【特集】2019/2「古典芸能・落語」






1F新館特集コーナー「古典芸能・落語」本リスト
NOタイトル著者配架場所請求記号
1落語と歩く田中敦3階 文庫・新書080/IW1F/V.1642
2歌舞伎 : 家と血と藝中川右介3階 文庫・新書080/KO1A/V.2221
3江戸落語 : 誕生と発展延広真治3階 文庫・新書080/KO1B/V.2044
4俳句と暮らす小川軽舟4階 文庫・新書080/TY1A/V.2412
5能・文楽・歌舞伎ドナルド・キーン4階 図書085/KE1/V.6
6神楽と出会う本三上敏視3階 図書397/MI11
7英訳付き1冊でわかる日本の古典芸能 =
A bilingual guide to Japanese traditional performing arts
中村雅之著 ; Jeffrey Hunter訳2階 図書790.9/NA4
8「日本の伝統」の正体藤井青銅3階 図書390.9/HU7
9能・狂言岡田利規2階 図書  850.88/IK1/V.10  
10落語の種あかし 中込重明2階 図書791/NA4
11映画のなかの古典芸能神山彰, 児玉竜一2階 図書791/SI4/V.13
12落語進化論立川志らく2階 図書791/TA11
13能・狂言を学ぶ人のために林和利編2階 図書792/HA6A
14変貌する時代のなかの歌舞伎 : 幕末・明治期歌舞伎史日置貴之2階 図書792/HI7
15能にアクセス井上由理子2階 図書792/IN1
16あらすじで読む名作文楽50高木秀樹2階 図書792/TA18
17歌舞伎ちょっといい話戸板康二2階 図書792/TO2C
18歌舞伎の見方渡辺保2階 図書792/WA7A
19市川染五郎と歌舞伎に行こう! ユニゾン/企画編集2階 図書792/YU2
20経験としての物語 : 人形浄瑠璃の世界河村望2階 図書852/KA7
21漫才と落語 中丸宣明3階 図書955.4/YU3/V.67

【特集】2019/4「沖縄」





4月 1F新館特集コーナー「沖縄」本リスト
 タイトル著者請求記号配架場所
1沖縄からの本土爆撃 : 米軍出撃基地の誕生林博史 955/YO4D/V.468  3階 図書 
2日本にとって沖縄とは何か新崎盛暉 080/IW1F/V.1585 3階 文庫・新書
3沖縄の基地の間違ったうわさ : 検証 34個の疑問佐藤学, 屋良朝博 I/B/V.962  4階 岩波ブックレット
4アートで平和をつくる : 沖縄・佐喜眞美術館の軌跡佐喜眞道夫I/B/V.904 4階 岩波ブックレット
5琉球からみた世界史村井章介, 三谷博 955.56/MU1 3階 図書
6サンゴ礁に生きる海人 : 琉球の海の生態民族学秋道智彌 955.56/YO1/V.29  3階 図書 
7沖縄が問う日本の安全保障島袋純, 阿部浩己責任編集327/SI19 3階 図書
8沖縄の70年 : フォト・ストーリー石川文洋 080/IW1F/V.1543  3階 文庫・新書
9沖縄らしさの社会学 : 多文化接触領域のエスニシティ安井大輔 323/YA33  3階 図書 
10米国と日米安保条約改定 : 沖縄・基地・同盟山本章子380/YA33階 図書 
11沖縄語の入門 : たのしいウチナーグチ西岡敏, 仲原穣459/NI13階 図書 
12『おもろさうし』と琉球文学島村幸一 851.3/SI3 2階 図書 
13世界史からみた「琉球処分」ティネッロ・マルコ955.56/YO1/V.303階 図書
14陸軍中野学校と沖縄戦 : 知られざる少年兵「護郷隊」川満彰 955/YO4D/V.466  3階 図書
15移行する沖縄の教員世界 : 戦時体制から米軍占領下へ藤澤健一 370.91/HU6  3階 図書
16沖縄戦と民間人収容所 : 失われる記憶のルポルタージュ七尾和晃955.56/NA103階 図書
17沖縄の英語教育と米軍基地 : フェンスのうちと外での外国語学習広島大学大学院総合科学研究科編、柴田美紀 372.7/SI9  3階 図書
18The Ryukyu Kingdom : cornerstone of East AsiaMamoru Akamine955.56/AK13階 図書
19出来事の残響 : 原爆文学と沖縄文学村上陽子 850.9/MU5  2階 図書
20辺野古に基地はつくれない山城博治, 北上田毅 I/B/V.987  4階 岩波ブックレット
21聞け!オキナワの声 : 闘争現場に立つ元裁判官が辺野古新基地と憲法クーデターを斬る仲宗根勇327/NA19 3階 図書

【特集】2019/7「日本女性文学の英訳」








*今回の展示の飾りは図書館の学生アルバイトのみなさんの力作です!
 カウンター業務の傍ら、地道に作業を重ね、見事に花を咲かせてくれました!
 こちらもぜひお楽しみください☆

【特集】2019/8,9 「無人島に持っていく本」












今回は図書館新館利用者のみなさまに「無人島に持っていく本」についてのアンケートを実施し、選ばれた本を展示しています。(新館以外に所蔵の本は残念な腹紹介のみで展示はしていません)
展示は今回も学生アルバイトさん達の力作+英文学科の立石浩一先生から自由に使ってよいと寄贈していただいた折り紙作品の中から、トロピカルな色合いのものを使わせていただきました。こちらもあわせてお楽しみください!

【特集】漫画・アニメーションの文化








 今月の展示は…誰かが潜んでいるのがわかるでしょうか!?
 学生アルバイトさんたちが、全体のバランスを見ながらいろんな「彼女」を潜ませてくれました!
 近くで見るだけでなく、ちょっと離れてみてみるとまた見え方が違いますのでお試しください!

【特集】バロック絵画





 タイトル著者出版社請求記号登録番号配架場所
117世紀バロック絵画高橋裕子朝日新聞社701/AS1/V.4 2929192階 図書
2バロック美術の成立宮下規久朗山川出版社909/YA1J/V.77  4213363階 図書 
3ローマにおけるバロック芸術の成立ロイス・リーグル中央公論美術出版709/RI1B 4404252階 図書
4バロックのイメージ世界 : 綺想主義研究マリオ・プラーツみすず書房709/PR1A 4099792階 図書
5もっと知りたいレンブラント : 生涯と作品幸福輝東京美術 708/TO7/V.38  4381042階 図書
6レンブラントとイタリア・ルネサンスケネス・クラーク法政大学出版局 080/HO1/V.368  2993164階 図書 
7ネーデルラント絵画史 : ヴァン・エイクからブリューゲルまでマックス・フリートレンダー岩崎美術社 708/IW1/V.24C.2  2812872階 図書 
8フェルメールの帽子 : 作品から読み解くグローバル化の夜明けティモシー・ブルック岩波書店909/BR34525673階 図書 
9もっと知りたいフェルメール : 生涯と作品小林頼子東京美術 708/TO7/V.2  4316522階 図書 
10もっと知りたいカラヴァッジョ : 生涯と作品宮下規久朗東京美術 708/TO7/V.13 4316632階 図書 
11バロック芸術ヴィクトール・リュシアン・タピエ白水社 084/HA1/V.333  4235754階 文庫・新書 
12歪んだ真珠 : バロックのコスモロジーセベロ・サルドゥイ筑摩書房 709/SA3  2722502階 図書 
13カラヴァッジョの秘密コスタンティーノ・ドラッツィオ河出書房新社 757.9/DO1  4663922階 図書 
14レンブラントマリエット・ヴェステルマン岩波書店708/IW2A/V.24 3999332階 図書 
15カラヴァッジョへの旅 : 天才画家の光と闇宮下規久朗 角川学芸出版 927/CA2  4186503階 図書 
16日常礼讃 : フェルメールの時代のオランダ風俗画ツヴェタン・トドロフ 白水社 754.3/TO1  3838742階 図書
17フェルメールの眼ヨハネス・フェルメール 講談社757.9/VE1A 3485032階 図書 
18ルネサンスとバロック : イタリアにおけるバロック様式の成立と本質に関する研究ハインリッヒ・ヴェルフリン中央公論美術出版 724/WO1  3123782階 図書 
19Vermeer Jan Vermeer画 ;
Arthur K.Wheelock, Jr.解説 ; 黒江光彦訳
美術出版社708/BI1/V.572249252階 大型
20ル-ベンス嘉門安雄/解説集英社708/GO1/V.121895162階 大型
21ベラスケス神吉敬三解説集英社708/GO1/V.151895192階 大型
22CaravaggioCaravaggio画;
Alfred Moir解説 ;
若桑みどり訳.
美術出版社708/BI1/V.602249282階 大型

 今月はバロック絵画の特集です。
 サンタさんにBAROQUE CHRISTMASの文字を持ってもらっています。
 これらの文字は、BRITISH LIBRARYがFlickerで公開している、著作権切れで自由に使用してよいイラストの中から、学生アルバイトの皆さんに文字を探してもらって作りました(「Q」がなかなか見つからず苦労しました)。
 赤やオレンジの飾りはドイツで長い冬を楽しむためによく折られているものだそうです。実はこちらは1961年発行の同窓会誌『めぐみ』の中にも見つけることができます。時を超えて同じものを眺めながらクリスマスのお祝いができるのも素敵なことですね。この飾り、カウンターの後ろのガラス窓にもたくさん貼っています。学生アルバイトの皆さんや職員で地道に作りました。光に透けるととてもきれいなので、iLibコーナーでちょっと疲れた時に目の保養になれば嬉しいです。それではみなさん素敵なクリスマスと新しい年をお迎えくださいね☆

【特集】中華人民共和国建国70周年







 2020年が始まりました!今年も図書館をたくさんご利用いただけると嬉しいです。
 さて、お正月にちなんで、中国のお正月飾りを作ってみました。
 たくさんのペーパーフラワーは、学生アルバイトのみなさんによるものです。以前にもペーパーフラワーで飾りを作ってもらったことがあり、みなさんかなり手慣れて作るのが早い早い…しかもキレイ!頼もしい限りです。
 
 わざわざ国境を越えなくても、関わる機会の多い国である中国、そして中国の人々。隣国だけに様々な文化が昔から日本に伝わってきてはいますが、まだまだ知らない世界も、知っているようでいてずっと奥深い世界もあるのです。この機会にぜひのぞいてみてくださいね。

【特集】関西の笑いと文化








 2,3月連続で、関西の笑いと文化をテーマに本を集めています。
 某メーカーのお茶漬のパッケージにも採用されているこの3色。本の帯を使用して、展示のモチーフを作成してみました(学生アルバイトさんが今回も作ってくれました!)。そして関西が描かれているわけではないのですが、「和」のモチーフに合う小村雪岱の絵葉書がちょうど図書館にあったので、一緒に飾ってみました…(あまりに素敵な絵だったので…)どうか雰囲気だけ味わっていただければありがたいです☆とはいえ、展示してある本は、関西にゆかりのある伝統芸能や、府県ごとの特徴が分かる本など、一応2本の隠れテーマで選んでおりますので、よろしければ是非手に取ってみてくださいね。

【2020特集コーナー展示】 10月 アイヌ民族

ようやく今年度最初の特集展示をご紹介できるようになりました。
今年度はオンライン授業が殆どで来校する機会がないという方もおられますので、これまでは館内展示の紹介記事を上げていた、図書館HP内のこちらのコーナーで、ご自宅でも楽しめるコンテンツのご紹介も充実できればと考えています☆

さて、今月の展示は…
「アイヌ民族」がテーマです。

総合文化学科よりいただいたテーマなのですが、今年の7月に北海道白老町に、アイヌ文化を紹介する複合施設〝ウポポイ(民族共生象徴空間)〟がオープンするなど、ニュースなどでも「アイヌ」について目にする機会も増えているかと思います。

館内では、こんな風に展示しています☆


アイヌの刺繍などのモチーフに使用されている模様を切り絵にしてみました。
力作ぞろいなので、ぜひ間近で見ていただきたい!

また、図書館の本は内容ごとに分類され書架に並んでいるので、
自分の興味のある本が並んでいる周辺だけを探して終わってしまう方も多いかと思います。
なるべくいろいろな分類から本を集めましたので、
この機会にぜひ自分の専門分野ではどんな「アイヌ」に関係する本があり、また自分の専門分野以外ではどんな視点で「アイヌ」が取り上げられているのか、
なんてことも考えながら見ていただけると嬉しいです☆

また、図書館になかなか来られない方には、以下のコンテンツをご紹介します☆

図書館HP>データベース より
*National Geographic Virtual Library
 「Ainu」で検索すると、特集記事が読めます(英文)。写真も豊富な雑誌なので、ぜひこの機会に!
*Naxos Music Library 
 「アイヌ」で検索すると、〝アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌”などを聴くことが可能です。

図書館のコンテンツではありませんが、動画配信や音楽配信などのサブスク、
あるいはYou tubeなどでも検索してみると、アイヌの伝統音楽をベースにした音楽が聴けたり、
伝統舞踊が観られたりもしますので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。

【2020特集コーナー展示】 11月 心理のおしごと


今月の展示テーマは心理・行動科学科よりご提案いただきました。
館内の展示の様子はこんな感じです。


さて、心理のおしごとと聞いて、どんな職業が浮かぶでしょうか?
「カウンセラー」という答えが一番多いのではないでしょうか。
本学HPにも、在学生向けにカウンセリングルームだよりが掲載されていますので、そちらを思い浮かべた方もおられるかもしれません。

幼い頃に病院で
「お腹がしくしくする」
だったか、とにかく自分で症状を医師に説明した際にこう言われたことがあります。

「君の本当の痛みは君にしかわからない。だから自分がどんな風に辛いのか、痛いのかを自分で説明するのはとても大切なことなんだよ。」

そんなこともあり、大人になって随分と経った今でも、身体的な痛みについてはそれからもできる限り正確に痛みを伝えようとすることが身についています。
しかし精神的な辛さについて、同じことができているかと問われたら、自信を持って頷くことが私にはできません。
きっと意識しているかどうかにかかわらず、同じような方は少なくないのではないでしょうか。

一方で、たまたま臨床心理士の資格を持つ方に話を聞いてもらっているうちに、
自分自身で思っていたよりも実際はずっと辛いと思っていたことに気づいたということもありました。
思いがけずプロの力によって、精神的な辛さについてはなるべく考えないようにしていた自分に気づいたのです。
それからは、ストレスを感じることがあったとしても、向き合い方が少しは変わったような気がしています。

心理のおしごとは、さまざまな領域で必要とされており、今後ますます多方面で求められるだろうと予測されます。
心理系のおしごとを目指しているという方も、
あるいは自分や家族、友人がよくお世話になっているという方もおられるかと思います。
さまざまな領域で人々をサポートしてくださっている、実は大変身近なおしごとであると言えるかもしれません。

心理に関するおしごとの中には、大学院まで修了した上で試験を受けて資格を取得した人にしか採用の門扉があけられていないものもあれば、
大学の心理学科を卒業(またはそれに相当する心理学の単位を取得)していれば採用される可能性のあるものもあるようです。

大学在学中に取得可能な資格として、日本心理学会が認定する資格である認定心理士があります。
特定の仕事と結びついた資格ではありませんが、大学4年間で心理学全般について一定の水準の知識・技能を修めたことを示すものです。
これから就職活動をされるみなさんにとっては、履歴書等への記載も可能という点で取っておかれるのも良いと思われます。
また、認定心理士の資格取得において求められる心理学の知識・技能は、心理学とは直接関係しないと思われる仕事においても役立つことと思われます。

大学院まで修了した上でないと取得できない資格としてはまず、民間資格ではありますが、文科省の管轄で作られ30年もの歴史のある「臨床心理士」が挙げられます。
「臨床心理士」は、臨床心理士養成に関する指定大学院または専門職大学院を修了した上で資格試験に合格せねば取得のできない難関資格であり、
それだけに日本における心理の専門家として証明されてきた資格であるといえるかと思います。
また、2017年度に新設された新しい心理の国家資格である「公認心理師」も、今後重要な資格となっていくことと思われます。

今回の展示は、心理に関するおしごとが「どのような場所で」行われ、
「どのような内容の」業務を行うのかがわかるようにと考えて構成しました。
また、今回は自分でそのおしごとについて調べる際のガイドになるパスファインダーを各種作成しました。
本学で取得できる心理系の資格についてのパスファインダーです。
石谷先生、若佐先生をはじめとする心理・行動科学科の先生方、
また「精神保健福祉士」に関しては心理・行動科学科の水本先生、総合文化学科の金田先生、與那嶺先生にもアドバイスをいただきつつ、
展示担当スタッフみんなで唸りながら仕上げました。みなさまの学習の参考になれば幸いです。
パスファインダーは印刷したものをお持ち帰りいただけるよう、特集コーナーにご用意していますが、こちらにPDFも載せておきますので遠方で来館が難しい方はこちらからどうぞ。

心理職の四大業務.pdf
臨床心理士.pdf
公認心理師.pdf
精神保健福祉士.pdf
社会福祉主事.pdf

また、紹介している本のリストはこちらです。→本リスト.pdf

ぜひこの機会に読んでみてくださいね。

【2020特集コーナー展示】 12月 ベストティーチャー推薦の本


12月の展示では、第14回「学生が選んだベストティーチャー」に選出された先生方にご推薦いただいた本と、先生方の著作本をご紹介しています。

館内での展示の様子はこんな感じです☆
学生のみなさんが集まった教室を思わせるような、明るくて賑やかな飾りつけになっています。


「学生が選んだベストティーチャー」は、前年度に実施された「学生による授業評価アンケート」の結果から、各学科で総合的に最も高い評価を受けた先生方が選出されているということです。

そんな先生方に、
・研究の道を志すきっかけとなった本
・学生のみなさんに読んでもらいたい本
最近感銘を受けた本
という観点からおすすめの本を選んでいただきました。
今年度はオンライン授業が殆どという方も多いので、先生方と直接お会いする機会も少ないと思います。
本を通じて先生方のお人柄に少し触れられるかもしれませんよ☆

展示中の本のリストはこちらです☆ BOOK LIST (HP).pdf

リスト中、4(北川将之先生選)と10(若佐美奈子先生選)は、先生方が研究を志すきっかけとなった本とのことです。
先生方から選んでいただいた本について、お薦めコメントをいただきましたので少し紹介します。

<北川将之先生より>
リストNo.4について
独裁と民主政治の社会的起源:近代世界形成過程における領主と農民』(上・下) Barrington Moore/著 岩波文庫
大学4年の時にこの本を読んで、アメリカやイギリスの農民は自由を獲得したのに、なぜインドの農民は抑圧され続けるのか疑問に思いました。インドの農民には希望の光さえないような記述がされていて、強く印象に残りました。この本が書かれたのは1960年代ですが、それから半世紀を経てインドの農民は政治的自由を手に入れることができたのか知りたいと思い、インドの村の政治を調査研究しようと考えました。

<若佐美奈子先生より>
リストNo.10について
『人格の成熟』アンソニー・ストー/著 岩波書店

著者アンソニー・ストーはベテランの臨床家で、人格の成熟は、独立・自立ではなく、成熟した依存ができるようになることだ、と丁寧に説いています。私は高校生の時に読んで衝撃を受け、心理療法に興味を持ちました。

他にもおすすめコメントをいただいているのですが、館内展示にてご覧ください☆
来館困難な方は郵送での貸出も行っておりますので、ぜひご利用くださいね。

詳しくはこちらをどうぞ。

もしくは、オープンアクセス(インターネットを通じて誰もが無料で閲覧可能な状態にある)の論文であれば自宅からでも先生方の論文を読むことができます。
※ただし心理系などの論文は、プライバシーの観点からオープンアクセスになっていないものも多いです。

神戸女学院大学機関リポジトリより検索(図書館HPのトップページ右側にもバナーあり)
今回選出された先生方の中では、以下の論文などを読むことができます。
<北川将之先生>
・『論集』第65巻(2018)論文"チベット亡命政府の民主化―2015-16年主席大臣選挙の事例分析―”掲載あり
・『女性学評論』第30号(2016)講義録”女性学連続セミナー「はたらくこと・そだてること」インド農村議会の女性議員の子育てと仕事-マイクロファイナンス、政治意識”掲載あり
<野嵜玲児先生>
・『論集』第61巻第1号(2014)共著論文"神戸女学院岡田山キャンパスの野鳥”掲載あり


CiNii Articlesより検索
ご自宅で検索される場合は、VPN接続をした上で検索するのが便利です。
オープンアクセスになっていなくても、本学図書館で所蔵しているかどうか検索が可能になるためです(KCL蔵書検索とリンクします)。
VPN接続はじめ、学外からの便利な利用法についてはこちらを参照してください。
論文を検索し、オレンジのバナーが表示されればオープンアクセスになっていますのでご自宅からでも閲覧可能です。
例えば、今回選出された先生方のお名前で検索してみると、
VAAGE先生の論文の中にはオープンアクセスになっているものもありますが、
島崎先生の鼎談記事はオープンアクセスになっていませんが、本学図書館に所蔵の雑誌に掲載されていることがわかります。

上手く検索できなかったという3年生の方はぜひ、現在Zoomでガイダンスを実施中ですのでよろしければぜひ参加申し込みを!
詳しくはこちら(英文学科の方はこちら
ガイダンスの対象外の方は、よろしければ直接図書館にお問い合わせください。

最後に、図書館コンテンツではありませんが、島崎先生はご自身のYouTubeチャンネルをお持ちです。
振付家 / 島崎 徹Toru Shimazaki - YouTube
本学音楽学科舞踊専攻のみなさんのパフォーマンスも観られますのでぜひ☆
素晴らしく素敵ですよー‼

【2020特集コーナー展示】1月 日本チェコ交流100周年

2021年最初の展示は、日本チェコ交流100周年です。
2020年が日本チェコ交流100周年にあたるのですが、年度内ということでどうかまだまだ祝わせてください。

館内の展示の様子はこんな感じです♪


今回の展示では本学でチェコといえば・・・と、西洋史の中でも特に、中央・東ヨーロッパを専門に研究をしておられ、
また2018年度には客員研究員としてチェコ科学アカデミー 歴史学研究所に所属されていた総合文化学科の桐生裕子先生に、
おすすめの図書をご紹介いただきました。図書館職員が選んだ本もあわせて展示中です。

展示中の本のリストはこちらです⇒本リスト.pdf
 ☆表中ピンクの欄が桐生先生のおすすめ図書です☆

チェコについて興味のある人も、良く知らない人も、
まずは
チェコ共和国オフィシャルブログを覗いてみてはいかがでしょうか?
芸術、文学はたまたチェコ料理レシピやチェコへの行き方まで、楽しく情報を得られます。

そしてもう少し知りたくなったら、チェコに関してどんな研究がされているかについても調べてみませんか?
まずは先にご紹介した、桐生先生の論文を検索してみましょう☆
桐生先生の論文を読むには…
神戸女学院大学機関リポジトリで検索
CiNii Articlesで検索
いずれも著者名で検索するのがわかりやすいかもしれません。

さらにこんな調べ方はいかがでしょうか。
Webcatplusで検索
 「連想検索」機能を使って、「チェコ」と入力して検索してみる
→検索結果(2020.1.14時点で3472件がヒットしました)の中から、気になる本を1冊選んでクリック☆
「この本と繋がる本を検索」機能を使うと、繋がる本まで拾ってくれるので、検索結果がさらに増えます!
 例)『チェコ絵本とアニメーションの世界』という本から「この本と繋がる本を検索」機能を使って検索すると、2020.1.14時点で全119984件がヒットしました)
→そこから「連想ワードで絞込み」機能を使って、興味の本に絞り込む

自分の興味から、思いもかけなかったテーマにつながったりして、新たな発見があるかもしれませんよ☆

そして、Naxos Music Libraryを使えば、チェコの音楽も楽しめます!
 (※注意↑学内もしくは学外からVPN接続したときにログインできる設定でのリンクにしています)
 検索次第で、チェコ出身の作曲家の曲を聴くこともできれば、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴くことも可能です。
目を閉じて音楽に包まれれば、そこはチェコ…と脳内旅行を楽しむこともできるかもしれません。

また、音楽学部図書室にもチェコの関連図書がありますので、気になる方は覗いてみてくださいね。

さて、日本とチェコが正式に外交関係を成立したのが1920年1月12日です。
第2次世界大戦時には残念ながら一時交流が中断しましたが、現在はお互いの豊かな文化に触れあえる友好的な関係を築いています。

この機会にぜひ、チェコから拡がる自分の興味を探求してみてはいかがでしょうか☆

【2020特集コーナー展示】 2,3月 BILINGALISM 母国語以外で作品を発表している作家

今回は、母国語以外の言語で書かれた作品を集めました。
今回の展示テーマは英文学科のVAAGE先生、松尾先生、JONES先生からいただいたテーマをミックスしたものです。

さて、館内の展示の様子はこんな感じです☆

そして、展示中の本リストはこちらです→本リスト.pdf
バイリンガル作家の小説を楽しみたい方は、ぜひぜひ図書館に足を運んでくださいね。
今年度の開館は3/19までです☆
そこからしばらく新年度の準備期間に入りますので、来館の予定を立てている方はお気を付けください。

とはいえまだ緊急事態宣言も出ている状況ですので、なかなか図書館へ足を運ぶことができない方は、データベースでバイリンガリズムへの興味を拡げてみませんか?

例えば・・・
Literature Online(学外で利用する場合はVPN接続をしてからリンクをクリック☆)
 上記リンクの本リストに掲載されている、英文に関連する作家を検索してみると…
 作品やその作家に関する批評などを読むことができます。
JSTOR(学外で利用する場合はVPN接続をしてからリンクをクリック☆)
 上記リンクの本リストに掲載されている、英文に関連する作家を検索してみると…
 作家に関する洋雑誌の記事が読めます。
同じ検索語でどんなものが読めるのか、データベースを渡り歩いてみるのも良いかもしれません。

またバイリンガル作家の小説で、物語の世界に思いを馳せた後は、作家の言語的な背景に思いを巡らせてみるのも良いかもしれません。

ところで「バイリンガリズム」とは、2言語使用あるいは2言語併用と訳されることが多いようです。
大きく分けると2つあり、まず「個人的バイリンガリズム」と呼ばれるのは、例えば、両親が異なる母国語を使うために子供が両方の言葉を使用するようになったような場合であるとか、母国語以外の言語に興味を持って学習して身につけたような例で、言語学、心理言語学などの分野で研究されています。

そしてもう一つは「社会的バイリンガリズム」で、例えばスイスなどのように複数の言語が併用されている状況をいうようです。
「社会的バイリンガリズム」については、教育学、歴史学などの分野で研究されています。
オンラインからでも例えば、雑誌『日本語教育(学外で利用する場合はVPN接続をしてからリンクをクリック☆)のバイリンガルに関する論文を読むことができます(「バイリンガル」でジャーナル内を検索)。

「バイリンガリズム」や「バイリンガル」から興味が拡げられそうだなと感じた方にはぜひ、Webcatplusで連想検索をしてみることをおすすめします!
関連ワードなどがわかるので、思ったように自分の興味に合った検索語にたどり着けない方に役立ちます。
ちなみに、2020.2.13現在で「バイリンガリズム」の連想結果は87件、「バイリンガル」の連想結果は1142件でした。
ここからどんな絞り込みをすれば自分の興味に近づけていくことができるかがわかるはず☆
Webcatplusについては、先月の特集コーナー紹介記事にもう少し詳しく書いているので、見逃した方はぜひそちらも読んでくださいね。

展示をきっかけに図書館HP上のコンテンツをいろいろ試してみてください!
そしてわからないことがあればぜひお気軽に図書館にお問い合わせくださいね☆

【2021年4月特集コーナー展示】 アイヌ民族

2021年度が始まりました☆
探り探りの開館とはなりますが、昨年度全然図書館を利用できなかったという方にも今年度はどんどん利用していただければと願っています!

そして、来館したらぜひ見てほしいのがこの特集コーナーです。
4月のテーマ「アイヌ民族」は、実は昨年度総合文化学科の授業で扱われたことに関連して図書館でも展示を行ったものです。
しかし昨年度はオンライン授業中心でこの展示も殆ど見ていただくことがかなわなかったため、今年度も特集することとなりました。

館内の様子はこんな感じです。


図書館展示は、以下のような点を考慮しながら選書しています。
1.テーマについて概要がわかる本を入れる
2.なるべく違う分野の本が集まるようにする

どんなテーマの場合も、まずは概要にあたる本を見てみて、それからどんな分野の本があるかを見てみると、
1つのテーマについていろいろな視点があることがわかると思います。

今回選んだ本のリストはこちらです。→本リスト.pdf

また、インターネットでアイヌについて知るには以下のサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。

*ウポポイ 公式サイト
https://ainu-upopoy.jp/
昨年オープンした、アイヌの歴史・文化について学ぶことのできる複合施設の公式サイトです。
国立アイヌ民族博物館の発行しているニュースレター、ANUANUはダウンロード可能ですよ☆

【2021年5月特集コーナー展示】トーベ・ヤンソン 没後20年

2021年はムーミンの作者であることでよく知られている、トーベ・ヤンソンの没後20年にあたる年です。

図書館では5月の特集展示に先駆けて、4月末までこんなイベントをしていました。
では、早速応募作品をご紹介します☆→ムーミン☆チャレンジ応募作品
どの作品も、ムーミン(やその他のキャラクター)の特徴をよく掴んでいて、トーベ・ヤンソンが伝えたかった物語が世代を超えて愛され続けていることがよくわかりますね♡

そして、館内ではこんな展示をしています☆


さて、トーベ・ヤンソンはフィンランドを代表する画家であり小説家でもありました。
父親がスウェーデン系フィンランド人、母親がスウェーデン人であったことから、スウェーデン語で創作していました。
代表作ともいえるムーミンは、1945年の第2次世界大戦後に童話「小さなトロールと大きな洪水」が発表されたのを皮切りに、9冊の童話が発表され、また並行して1954年からはイギリスの夕刊紙「イブニングニューズ」に「ムーミンコミックス」が連載されました。

トーベ・ヤンソンはまた、1971年まで同性愛が違法とされていたフィンランドで、同性のパートナーの存在を公にしていたことでも知られています。

公にしていたとはいえ、もちろん苦悩もあったようで、友人への手紙などにもそのような心情が綴られています。
作品とプライベートなことを結びつけるのはあまりに安易かもしれませんが、ムーミンに出てくるキャラクターたちの示唆に富んだ言葉の数々の背景には、トーベ自身の様々な苦悩や喜びも含め、感情の揺れや積み重なりが反映され、私たちの心を打つのかもしれません。

以上を踏まえて、この展示は主に以下の3つのテーマで構成しています。
・作者と作品
・FINLAND/SWEDEN
・ジェンダー/LGBTQ

図書館で展示している本のリストはこちら→本リスト.pdf
ムーミンもキャラクターグッズは持っているけど、童話は読んだことがないという方も意外と多いのではないでしょうか。そんな方はまずは童話から読んでみましょう!

そして、トーベ・ヤンソンの物語世界はムーミン以外にも、とても味わい深い作品が多いのです。
偶然、今回のトーベ・ヤンソン展示を控えていたタイミングで、先日英文学科で講演会をしてくださった久山葉子先生から翻訳された本(『メッセージ トーベ・ヤンソン自選短篇集』)をご寄贈いただきました!
ムーミンだけしか知らないのはもったいないので、こちらもぜひ!

また、自宅からでも読める電子ブックのリストはこちら→電子ブックリスト.pdf
自宅から読む場合は学内環境と同じにするため、VPN接続が必要です。
VPN接続についてはこちら

また、大学図書館にトーベ・ヤンソンの書いたムーミン以外の作品の所蔵が少なかったため、中高部図書室の関連図書も少し紹介させていただけることになりました。→中高部図書室本リスト.pdf
大学図書館にはない資料もありますので、探求心旺盛な方は活動基準のレベルが下がって利用が可能となったら、一度覗いてみられては?

10月には、伝記的映画「TOVE」が全国で公開予定のようです。

こちらも気になります…

最後に、この記事に関連するリンク集を紹介します。
フィンランド政府観光局

スウェーデン政府観光局

国立女性教育会館
トップ画面のメニューの「図書・資料・データベース」がとても便利で勉強になります。
パスファインダーも公開されておりダウンロードできるので、女性学/ジェンダー/LGBTQなどのテーマに関心がある方や、関心はあるものの研究の進め方に迷っている方はぜひ!


【2021年度6月特集コーナー展示】空襲と市民生活(総合文化学科プロジェクト科目関連展示)

今月は総合文化学科のプロジェクト科目に関連して、「空襲と市民生活」をテーマに展示をしています。
館内の様子はこんな感じです。


また、今月は神戸市文書館からお借りしているDVD-ROMを観ていただけるように専用PCを用意しています。


DVDは開館中ループ再生しています。
※お借りしている資料なので画像が映りこまないようにしています※

さて、今回の展示は、総合文化学科プロジェクト科目担当の河島真先生、三杉圭子先生、景山佳代子先生に選書に全面的にご協力いただきました。
展示リストはこちらです。展示リスト①.pdf 展示リスト②.pdf
選書テーマは以下の通りです。
・日本における空襲に関する図書/空襲の地域的な状況に関する図書
・日本が行った空襲に関する図書
・空襲に関する文学
・防空に関する図書
スペースの都合上、展示リストで紹介している図書をすべて並べられているわけではないので(途中で展示図書を変える予定です)、リストを頼りに本を借りに来たのに特集コーナーに並んでいない、という場合には図書館員にお声がけください。


「空襲」と聞くと、みなさんは自分とは結び付かない、遠い遠い昔に起こった話だと感じられるかもしれません。
「空爆」であれば、つい最近もニュースで耳にされているかと思います。
そして、何が行われているのかを映像で目にされる機会もあるかと思います。
そうして少し身近に感じた上で、日本が被害者にも加害者にもなっていたのだということを考えると、また捉え方も変わるかもしれません。

歴史上の記録から、戦争が起こった日、世の中で争いごとがあった日を探すのは簡単なことですが、ある1日が地球上で全く争いごとがなかった日であったかどうかを証明することは難しいのではないでしょうか。
それほど切れ目なくどこかで争いごとが行われていると思うと、何とも言えない気持ちになります。

最後に、展示に関連した様々なリンクを紹介します。

・Japan Air Raids.org – A Bilingual Historical Archive

https://www.japanairraids.org/

・西宮市ホームページ (nishi.or.jp)
【空襲・被爆体験】
https://www.nishi.or.jp/bunka/heiwahenotorikumi/sensonokioku/kushuhibaku/taikendan20.html

【戦時下の暮らし】
https://www.nishi.or.jp/bunka/heiwahenotorikumi/sensonokioku/senjikanokurashi/index.html

・神戸スタディーズ#6“KOBE”を語るGHQと神戸のまち
http://kiito.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/10/KS6_booklet.pdf

・国立公文書館デジタルアーカイブ
https://www.digital.archives.go.jp/
※空襲、国防などをキーワードに入れて検索すると当時のポスター資料などが閲覧可能です。

【2021年度7月特集コーナー展示】東京オリンピック

こんにちは。
開催されるのか、開催されないのか?
年を跨いでずっと論議がされてきた東京オリンピックですが、とりあえずこのまま開催されるようですね。

図書館の今月の展示テーマは、「東京オリンピック」です。

館内の展示の様子はこんな感じです☆


展示にあたって、これまでの近代オリンピックの夏季・冬季の開催地をまとめた地図を作成しました。
万遍なく開催されているわけではないことが伝われば…と思いながら作成したのですが…何か気づきがあれば嬉しいです。

さて、今回の選書は総合文化学科の河島先生、また体育研究室の小坂先生にご協力いただき、以下の選書テーマを元にリストを作成しました。
・東京オリンピック(2020と過去分含め)
・オリンピックの歴史・背景
・女性とスポーツ
・オリンピアン・パラリンピアン

本のリストはこちらです。
本リスト.pdf 本リスト②.pdf

また、自宅からでも利用できる関連リンク集はこちらです。
 
東京2020大会公式ウェブサイト 
 東京2020参画プログラムサイト 
 「東京2020教育プログラム」特設サイト 
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 東京都ポータルサイト 
 国際オリンピック委員会(IOC) 
 国際パラリンピック委員会(IPC)
 公益財団法人 日本アンチドーピング機構
 
(NWEC・ヌエック)男女共同参画の推進機関 |国立女性教育会館
 NWECホームページ>研修・イベント>女性教育情報センターテーマ展示と進むと、現在開催中のオンライン展示「女性とスポーツ ~ジェンダー平等への道のり~」が見られます(9月まで)。

 今回のオリンピックはスポーツ鑑賞だけでなく、いろいろなことを考えてしまうオリンピックだとみなさんも感じられていることかと思いますが、本やリンクなどの情報を参考に、学問的な視点でもオリンピックを見てみられてはいかがでしょうか・・・?

 
  



【2021年度8,9月特集コーナー展示 カラヴァッジョ生誕450年

暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
学校へ来る機会が少ない夏休み真っ只中ではありますが、2か月と長く展示してますので、ぜひ足を運んでくださいね。

さて、今回のテーマは、「カラヴァッジョ生誕450年」です。
カラヴァッジョとは、バロック時代のイタリア人の画家、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョのことです。

館内の様子はこんな感じです。


そして、今回展示している図書のリストはこちらです。本リスト(カラヴァッジョ).pdf

カラヴァッジョは、主題と感情を見るものに直接伝える宗教画を描いて、17世紀の美術世界に革新をもたらしました。
あまりの斬新さに拒絶反応を示す人もいた一方、影響を受けた画家も多数おり、ルーベンスやベラスケス、レンブラントなどはカラヴァッジョの影響を受けた画家「カラヴァジェスキ」と呼ばれています。
(参考:カラヴァッジョ|《キリストの埋葬》展|国立新美術館 (caravaggio2020.com)

心を揺さぶる力のある絵を描ける、という類稀な能力をもつ一方、
彼の人生は殺人事件を起こして逃避行を続けたなど、
よい評価どころかむしろ素行が悪いといわれるような面もあったようです。
良くも悪くも感情の振り幅の大きな人物であったといえるのかもしれません。


最後に、カラヴァッジョに限らず美術に関心がある方におすすめの、自宅からでも楽しめるリンク集などを紹介します。オンラインで美術館巡りを楽しんでください☆

Web Gallary of Art  ヨーロッパ美術のバーチャルギャラリー。美術作品を作家名から探せます。
Musée du Louvre LOUVRE AT HOMEのコーナーのヴァーチャルツアーや所蔵作品にまつわるお話(児童向け)など気軽に楽しめるコンテンツがいろいろあります。
*The National Gallary おすすめは、メニュー>Research>Research Resources>Picture libraryです。カテゴリ別にいろいろな画家の絵を楽しむこともできますし、Caravaggioなどと入れて検索すれば、自分の入力したテーマに沿った絵をいろいろと楽しむことができます。
The Metropolitan Museum of Art メニュー>Art>Art at homeや、メニュー>Learn with Us >#MetKids がおすすめです。Sound Cloudを使用したリスニングガイドや、ぬりえなどもあります。
大塚国際美術館 古代壁画から西洋名画まで1000以上の作品が原寸大で陶板に再現されています。陶板なので、写真を撮ったりすることも出来る、身近に楽しめる美術館です。カラヴァッジョの作品のレプリカもあります。








【2021年度10月特集コーナー展示 生み出す力 発想の力】

後期授業が開始しましたが、コロナ禍という状況下での学生生活はまだまだ続きそうですね。
どう動くべきなのか悩ましいこの難局にぴったりのテーマが今月のテーマです。

館内の展示の様子はこんな感じです。


テーマ設定のきっかけは、2021年度展示テーマを決めていた際、テーマ候補として生誕〇〇年、没後〇〇年などの記念となる人物のリストの中に挙がっていた人たちに、スティーブ・ジョブズ(没後10年)、トーマス・エジソン(没後90年)、パブロ・ピカソ(生誕140年)がおり、若干こじつけのようではありますが、キラリと光る(?)共通点として浮かんだのが「何かを生み出した人たち」であるということでした。

あまりにざっくりとした話ではありますが、どんな分野にもモノを生み出す人はいて、そのおかげで私たちは物心両面で色々と助けられ、「快適」を享受しています。

未来が見えない、想像ができない、といった不安がある方や、なんとなくやってみたいことがあるけれどどう動いていいのかわからないという方にとってこの展示は、なにかヒントをもらえるものとなるかもしれません。

一人でモノを生み出す人もいれば、協力して生み出す人たちもいたり、サポートしてくれる人がいるおかげで生まれたものが世に出る、ということもありますよね。

自分では何も生み出せないと思っている人がいたとしても、人はみな誰かから生み出された存在で、そこにはいろいろな人や物の力があった、と考えてみるのも良いかもしれません。

そんな今回の展示で紹介している図書のリストはこちらです→本リスト.pdf

まだ自宅から戻ってこられていない方も、電子ブックならお楽しみいただけます。


電子ブック閲覧方法はこちらです。電子ブック閲覧方法.pdf

また、テーマに関して紹介したいデータベースはこちらです☆
日経BP記事検索サービス…企業は常に何かを生み出している存在でもありますが、企業で活躍する人たちがどのような考えでモノづくりをしているのか、など日経BP社の雑誌記事検索より知ることができます。
就職活動中の方にも役立つ便利なデータベースですので、この機会にぜひ使ってみてくださいね。

それでは、後期の大学生活がみなさまにとって新たに何かを生み出したり、新たな出会いがあったりとわくわくするものになりますように…

【2021年度11月特集コーナー展示 渋沢栄一没後90年】

今月は、現在NHKの大河ドラマの主人公としても取り上げられている、渋沢栄一を取り上げます。
2024年からは新1万円札に印刷される人物となることも、大きな話題となりました。
大河ドラマを観ている方は、すでにこの方がどんな功績を残してこられた方なのかをご存知かと思いますが、まだ知らないという方は、この機会にこの展示で知っていただければと思います。
あまりに多岐にわたる功績に、驚かれることと思います。
今回の館内の様子はこんな感じです。


そして展示している本のリストはこちらです。→本リスト.pdf
今回の本リストの中には電子ブックもあります。電子ブックの閲覧方法はこちらです。→
電子ブック閲覧方法.pdf

ご自宅からでも楽しめるリンク集はこちらです。
公益財団法人渋沢栄一記念財団:このサイトから、財団の「情報資源センター」の渋沢社史データベース、実業史錦絵プロジェクトの「絵引データベース」など興味深い資料がオンライン上でも楽しめます。

国立国会図書館デジタルコレクション:インターネット公開されている
『航西日誌』などの資料については、自宅からでも閲覧可能です。図書館間送信限定資料については、来館の上専用のPCからのみ閲覧可能です。

CSR図書館.net:CSRとは、
Corporate Social Responsibilityの略で、企業が社会に対して果たすべき責任のことを指します。各企業が社会貢献としてどのような取り組みを行ったのかまとめた報告書のことをCSR報告書といいます。渋沢栄一は自分の利益だけでなく社会全体の利益になることを念頭に企業や各種団体を育成した人物として知られていますが、これから社会にはばたく皆さんも各企業がどのような取り組みをしているのかを参考にしながら就職先を考えてみるのも良いのではないでしょうか。図書館では、冊子体のものを新館B1F就活本のコーナーに並べています。

【2021年度12月特集コーナー展示】第1回ノーベル賞から120年

今月は今年で創設から120年を迎えるノーベル賞に関連する図書を紹介しています。

館内の展示の様子はこんな感じです。


ノーベル賞は、ダイナマイトの発明で知られるスウェーデンの発明家、アルフレッド・ノーベルの遺言に基づき、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和の各分野で「人類に最大の貢献をもたらした人々」に贈られる賞です。
1901年に創設され、のちに経済学分野も追加され、今では6つの賞があります。
授賞式は例年12月10日にスウェーデンの首都ストックホルムの市庁舎で行われます。創設から120年となる2021年の授賞式は、まだ新型コロナウイルスのパンデミックが終わっていないとの理由から、メダルや症状の授与などは各受賞者の居住地で行われ、ストックホルム市庁舎での授賞式は可能であれば地元の関係者が出席し、その模様をオンラインで公開するようです。
紹介している本のリストはこちらです。⇒
本リスト.pdf

オンラインで楽しめるリンクを紹介します☆
ノーベル賞公式ホームページ
イベントなどもこちらで確認できます。

NHKホームページ
ニュース>スペシャルコンテンツ>ノーベル賞2021 NHK特設サイト
と進んでみてください。



【2021年度1月 新館特集コーナー展示】SF

2022年がはじまりました。
新年最初の展示テーマは、SFです。
SFとはScience Fictionの略であり、科学的な仮想で空想世界を描いた作品のことを言うようです。
SFのテーマとしてよくあげられる、ロボットやアンドロイドなどの言葉はSF作品で初めてつかわれた言葉なのだそうです。

さて、館内の展示の様子はこんな感じです。


SFは仮想世界を描いているということから、現実離れしていてあまり好きではないという方も多いジャンルではありますが、案外現実離れというわけでもないのかもしれません。

現在のパンデミックの状況も、これまでは現実に起こる身近な話というよりも、SF的な物語世界の中の話として考えていた人が多いのではないかと思いますが、もはや世界中の人が物語の中のことだとは考えられない状況となってしまいました。

作品で描かれたSF世界が現実を突破するヒントになるようなこともあったり、あるいは現実との既視感にぞっとする、なんていうこともあるかもしれません。

この機会にぜひ手に取っていただければ幸いです。
今回展示している本のリストはこちらです。本リスト①.pdf   本リスト②.pdf

最後に関連リンク集を紹介します。
The Nebura Awards
アメリカSFファンタジー作家協会が、過去2年以内にアメリカで発表されたSF小説を選考し授与する「ネビュラ賞」の公式サイト

The Hugo Awards | The Official Site of The Hugo Awards
世界で最も古いSF/ファンタジー賞である、「ヒューゴー賞」の公式サイト

日本SF大賞 - SFWJ
日本SF作家クラブが1980年に創設した、日本SF大賞公式サイト

各賞受賞作の中には映画化されたものもありますので、文字で仮想世界を楽しんだあと、どんな風に映像化されたのか比べてみるのも楽しいかと思います。

寒い冬の期間を室内で過ごす楽しみが増えますように。











【2021年度2、3月特集コーナー展示】映画と法律

2021年度の最後の図書館展示のテーマは、「映画と法律」です。
2021年はウォルト・ディズニー生誕120年に当たる年です(もう2022年になっていますが、2021年度ということでお許しを…)。
そしてディズニー作品は著作権の変遷に深く関わりがあることで知られています。
みなさんも幼いころから、ディズニー作品には親しんでこられたのではないでしょうか。今回は、ディズニーのメインキャラクターでもあるミッキーマウスが、元々はアニメーション映画から展開していったことから、「映画と法律」としました。かわいらしいキャラクターと法律がどのように関連するのか、興味を持った方はぜひ今回の展示を参考に調べてみてくださいね。

また、みなさんがきっと一度は観たことがある、映画を観に行った時に出てくる、「NO MORE 映画泥棒」の盗撮防止啓発ムービーは、映画の盗撮の防止に関する法律の施行に合わせて作られたものですが、この法律も著作権法をもとにさらに一歩踏み込んだ法律といえるかと思います。合わせて調べてみてはいかがでしょうか。

館内の展示の様子はこんな感じです。


そして、今回展示している本のリストはこちらです。→本リスト .pdf

最後に、今回のテーマに関連するリンク集をまとめます。
協同組合日本映画監督協会 製作者である監督という立場での著作権とのかかわりを知る参考にどうぞ
文化庁 (bunka.go.jp) 著作権法がどのようなものか知るにはまずはこちらをどうぞ
e-Gov法令検索 著作権法の条文を確認するにはこちらから

【2022年度4月特集コーナー展示】日本語教育・日本語教員養成課程

2022年度が始まりました。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
高校までと異なり、大学での学びは自分の興味に基づき専門性を高めていくものとなります。
図書館を活用して、大学で幅広い教養を身につけてくださいね。

さて、4月の新館1F特集コーナー展示のテーマは、「日本語教育・日本語教員養成課程」です。
館内の展示の様子はこんな感じです。


日本語教員養成課程は全学部生が履修可能な課程であり、場合によっては本学大学院生および本学卒業生も履修可能です。
現在、日本語教員には法律に基づく免許制度は存在しませんが、本学日本語教員養成課程修了者には卒業時に「日本語教員養成課程修了証明書」が交付されます。
この修了証を取得していることを採用条件としている日本語教育機関が多いので、日本語教育に興味のある方、また日本で暮らす日本語を母語としない方々のサポートなどに関心のある方は、履修を考えてみてはいかがでしょうか(履修手続きについては『便覧』を確認してください。

本学のある兵庫県だけでも、様々な国から仕事や留学などの目的で日本で暮らしている方がおられます。
(参考:
兵庫県HP 県内在留外国人数
その中には、日本語がまだ十分理解できない状態で、家族で海外から移住してこられている方々も多くおられます。
そのため、生活面などでもさまざまなサポートが必要となります。

そのような背景もあり、日本語教員養成課程の履修科目は、日本語学だけでなく、心理学や日本文化など多岐にわたります。
今回展示している本リストの中には、日本語教員養成課程の先生方からの推薦図書や、履修科目のシラバスで紹介されている参考図書なども含めています。
本リスト 1.pdf(先生方からの推薦図書、シラバス掲載図書はこちら) 
本リスト 2.pdf 
本リスト 3.pdf

履修を考えている方、観光業に興味がある方などに参考となるリンク集を紹介します。
兵庫県国際交流協会 多文化共生社会の実現、国際交流の推進、人材育成の取り組みなどについて紹介。
西宮市国際交流協会 情報・資料の収集・提供、相談事業、イベントなどさまざまな活動をされています。ボランティア募集もあり。
神戸国際コミュニティセンター(KICC) 18歳以上からボランティア登録が可能です(ボランティアの内容により基本登録要件が異なります)。

【2022年度5月特集コーナー展示】沖縄

ゴールデンウィークから始まる5月は、観光業が盛んな沖縄の特集です。
館内の展示の様子はこんな感じです。


今回の展示テーマは、英文学科の先生方から出していただきました。
コロナ禍でこの数年は旅行の機会も減っているかと思いますが、沖縄は人気の修学旅行先の一つでもあり、また海外からの観光客も多い場所の一つでもあります。
教職課程を履修する方や通訳・翻訳コースを履修している方々はもちろん、沖縄独自の音楽に関心がある方、沖縄の生物に関心がある方などなど、この機会に様々な視点から沖縄について知識を深めてみませんか。
今回の展示している本のリストはこちらです。本リスト (1).pdf 本リスト (2).pdf

また、参考となるリンクを集めましたのでこちらもあわせてご覧くださいね。

沖縄県HP 「観光・移住」「沖縄県はやわかり」などのまとめページがあります。また「子どものページ(沖縄子どもランド)」を子どもたちに魅力を伝えるにはどんなことを紹介できるかという視点で見てみるのもおすすめです。

那覇市歴史博物館 「王朝文化と都市の歴史」や「那覇市内史跡・旧跡案内」など沖縄の歴史に興味のある方は必見です。

那覇市伝統工芸館 「伝統工芸館について」のまとめページより、伝統工芸の歴史や琉球びんがたの歴史、琉球ガラスの歴史など沖縄の伝統工芸について解説されています。

沖縄県立図書館 「琉球・沖縄を知りたい」のまとめページ内の「沖縄を知るための10冊」ではさまざまな分野の専門家・識者が選ぶ沖縄を知るための10冊が紹介されています。

国立劇場おきなわ 「沖縄伝統芸能とは」のまとめページより、組踊、琉球舞踊、三線音楽などについて解説されています。

沖縄美ら海水族館 沖縄本島の人気の観光地の一つですが、「調査研究」より美ら海水族館が行ってる海洋生物の調査研究活動や希少生物保護の取り組みなどについて知ることができます。

琉球新報 「沖縄戦」のまとめページより、概要を知ることができる「どんな戦争だったの?」、また新聞社ならではの「関連記事を読む」「沖縄戦事典」などの利用ができます。

防衛省・自衛隊 基地問題に関心のある方は「防衛省の取組」まとめページより、「在日米軍に関する諸施策」など参考にされてみてはいかがでしょうか。

琉球王国交流史・近代沖縄資料デジタルアーカイブ 琉球王国交流資料や近代沖縄の新聞等の基礎資料および関連資料・コラムなど、さまざまなコンテンツが利用できます。

【2022年度6月特集コーナー展示】ケルアックとヴォネガットと現代アメリカ小説

6月は「ケルアックとヴォネガットと現代アメリカ小説」がテーマです。
館内の展示の様子はこんな感じです。

ジャック・ケルアックは、ビート・ジェネレーションと呼ばれる、1940年代終盤から1960年代にかけてアメリカにおいて人気を博し、政治的にも文化的にも大きな影響を与えたとされる文学運動の代表的な作家です。
また、カート・ヴォネガットは、SF的な手法で人類への皮肉や絶望、愛情を綴り人気を博した作家です。

作風が全く異なるこの2人は、並べて取り上げられているのをあまりみかけないのですが、今回は2人とも生誕100周年にあたる年ということで、お祝いを込めてご紹介します。
今回展示している本のリストはこちらです。 本リスト.pdf

また、この機会に現代アメリカ小説の世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。
図書館では、今年度より雑誌『MONKEY』を購読します。
この雑誌は、翻訳家の柴田元幸先生が編集長を務めておられる、「小説を通して今私たちが住む世界の魅力を伝える文芸誌」(発行元のSWITCH PUBLISHING の紹介ページより。バックナンバーのタイトルからもどのような雑誌かお判りいただけるかと思います。※本学図書館ではNo.27より購読を開始いたします。)で、アメリカの小説も多く取り上げられています。
図書館新館1Fの雑誌コーナーでご覧になれますので、ぜひ展示と合わせてご利用くださいね。

最後に、展示に関連したリンク集をご紹介します。
カート・ヴォネガットLLC公式サイト 
Home - Kurt Vonnegut Museum and Library (vonnegutlibrary.org)  Kurt Vonnegut Museum and Libraryの公式サイトです。
Kerouac in Japan - YouTube 神戸市BBプラザ美術館にて開催された展示関連の動画が見られます。

【2022年度7月特集コーナー展示】全国水平社設立100周年

7月は「全国水平社設立100周年」がテーマです。

館内の展示の様子はこんな感じです。
今回の展示では、この機会に全国水平社宣言を読んでいただきたく、全文を展示しています。

全国水平社とは、大正デモクラシー期の日本において、西光万吉らを中心に被差別部落の地位向上と人間の尊厳の確立を目的として創立された部落解放運動団体です。現在は、全国水平社の後身といえる様々な団体が活動しています。

歴史的・社会的に形成された穢多・非人などの被差別民や、被差別部落に居住する人々あるいは過去に居住していた人々は、不当に様々な差別を受けてきました。
明治維新後、解放令により、形の上では封建的な身分関係から解放されたものの、実際には様々な差別が残り、そのために劣悪な環境に置かれ、貧困の状況下にあり、部落の経済的向上、また部落民の意識を高め部落外の人々の理解を求めることで差別を無くすことを目指す融和運動が提唱されました。

しかし、従来の融和運動に飽き足らない西光万吉、阪本清一郎、駒井喜作ら部落の青年たちは、自分たちの力で部落の解放を勝ち取る運動を構想し始め、ロシア革命や米騒動の影響を受け、また、ピューリタン革命の最左派であった水平派(レヴェラーズ)にちなんで新たな運動団体を「水平社」と命名し、1922年(大正11年)1月、パンフレット「よき日のために」を発刊して創立大会への結集を呼びかけました。
創立大会では、前述の全国水平社宣言の採択とともに、「人間を差別する言動はいっさい許さない」と決議されました。

しかし、残念ながら現在においても、部落差別以外にも様々な差別が存在しています。

今回は総合文化学科の河島先生にも選書にご協力をいただき、部落差別関連の本を中心に、様々な差別に関する本を集めました。
最近よく耳にする、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の17の目標とも深く関わっていますので、関心がある方も多いのではないでしょうか。
展示している本のリストはこちらです。
本リスト.pdf
展示している本の中の1冊、島崎藤村の『破戒』は60年ぶりに映画化され、今月から全国で上映されるようです。

最後に、関連するリンクを紹介します。

全国水平社創立100周年記念特設ページ (sakura.ne.jp) 全国水平社創立100周年記念事業実行委員会
SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省 (mofa.go.jp)
部落解放同盟中央本部 (bll.gr.jp)
全国地域人権運動総連合 (sakura.ne.jp)
公益社団法人部落問題研究所 (burakken.jp)
全日本同和会 (zennihon-douwakai.gr.jp)
jiyuudouwakai 自由同和会中央本部公式サイト

【2022年度8,9月特集コーナー展示】「ピーターラビット」絵本の出版120年

8,9月は「『ピーターラビット』絵本の出版120年」がテーマです。

『ピーターラビット』シリーズを幼いころに読んだことのある方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も、幼稚園や小学生の低学年の頃に、近所まで回ってきていた自動車図書館で、『ピーターラビット』シリーズを読むのを楽しみにしていました。
おはなしの世界に入り込み、心底怖くなったり、嬉しい気持ちになったりしたのを、かなりの大人になった今でもはっきりと覚えています。
私が読んだのは石井桃子さん訳のものでしたが、今回展示しているのは、もとの英語のものです。
石井さんは、ビアトリクス・ポターのシンプルな文章を翻訳するのに、相当悩まされたと述懐されています。
そのまま英語を理解するのと、翻訳するのとでは感じ方が違うのかもしれません。
ぜひこの機会に英語で読んで、お話を楽しむだけでなく自分ならどんな風に翻訳を付けるか考えてみるのはいかがでしょうか。

館内の展示の様子はこんな感じです。
ピーターラビットが来ているジャケットの色を基調とした、涼しげな色合いになっています。
登場するキャラクターにあわせたおりがみにも注目です。


さて、この手前の大きな本は何でしょう?
ビアトリクス・ポターは1866年7月28日にロンドンのケンジントンで生まれましたが、そのヴィクトリア朝時代のロンドンの地図の複製本です。保険会社が作成したものと、軍が作成したものです。
なぜ、保険会社が?なぜ、軍が? その辺りのことを調べてみるのも興味深いのではないでしょうか。
2つの地図を比較しながら当時のロンドンの街並みを想像してみるのも良いかもしれません。

今回展示している本のリストはこちらです。本リスト(ピーターラビット)①.pdf 本リスト(ピーターラビット)②.pdf 

最後に、関連するリンクを紹介します。
Welcome to the official home of Peter Rabbit(ピーターラビット公式サイト):まずはこちらを。楽しみながらピーターラビットの世界に触れることができます。
ピーターラビット™公式サイト (peterrabbit-japan.com) 上記サイトの日本版です。
Home | National Trust ビアトリクス・ポターは自然保護に努めたことでも知られ、生前からこのナショナル・トラストの活動を支援していました。ナショナルトラストの公式サイトです。
公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会 (ntrust.or.jp) 日本におけるナショナル・トラストの活動について知るにはこちらをどうぞ。

【2022年度10月特集コーナー展示】ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』とT.S.エリオット『...

 2022年度の後期授業が開始し、岡田山も少しずつ秋めいてきました。
 さて、後期最初の特集コーナー展示のテーマは、「ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』とT.S.エリオット『荒地』出版100周年」です。

 館内の展示の様子はこんな感じです。
 

この2つの作品の共通点は…読んでいる途中で挫折する人が多く、難解というイメージを持たれることが多いということで知られています。
しかし、T.S.エリオットのOld Possum's book of practical catsはミュージカル「キャッツ」の原作としても知られていますので、少し身近に感じられるのではないでしょうか。
少しずつ日が暮れるのが長くなり、読書にはもってこいの秋の夜長のおともに、この2人の作家の本をどうぞ。

今回展示している本のリストはこちらです。本リスト10月.pdf

◎関連サイト
・エリオット財団による公式サイト https//tseliot.com/

・日本T.S.エリオット協会 https://t-s-eliot.org/

・THE JAMES JOYCE CENTRE https://jamesjoyce.ie/

・日本ジェイムズ・ジョイス協会(The James Joyce Society Japan)
https://www.joyce-society-japan.com/




【2022年度11月特集コーナー展示】幸福学

今月のテーマは、心理・行動科学科の宮脇先生よりご提案いただいた、「幸福学」です。
コロナ禍で感染防止の行動制限があり、思い通りにいかないことが続いたここ数年、
学生のみなさんにとっても自分の人生や幸せとは何かについて考えることに意義があるのでは
ないか、との思いから、このテーマを取り上げてくださいました。


さて、「幸福学」とは?
耳慣れない人も多いかもしれません。
「幸福学」とは、人が幸せになるためのメカニズムを研究する学問のことで、心理学、哲学、
工学、経営学、社会福祉学など、さまざまな学問領域にまたがり、
それらの研究結果から「幸せ」という漠然としたものを科学的な知見から明らかにするものです。

昔から人々は「幸せ」を求め、宗教や哲学などが受け皿となってきましたが、
心理学や脳科学、認知科学などの進歩により、
どのような心の状態が「幸せ」であるのか数値などでも示されるようになりました。
また、数値ということで言うと、経営学などからも「幸せ」である状態が考えられるようになりました。
漠然と「幸せ」を追い求めるよりも、「幸せ」を感じられる数値を目指した方が、
確実に「幸せ」になれるということなのでしょうか。
寒い日にあたたかいものを食べる幸せと、暑い日に冷たいものを食べる幸せは、
どちらが数値的には「幸せ」なのでしょう。
個人的にはそんな素朴な疑問も浮かびました。

館内の展示の様子はこんな感じです。



そして、今回展示している本のリストはこちらです。本リスト11月.pdf

また、関連するリンクはこちらです。

幸福度研究(内閣府) 
幸福度研究とは何か/幸福を測ってどうするのか/過去の指標化の作業とはどこが違うのか
/研究をどう進めていくのか といった視点で
幸福度研究についての概略を知ることができます。

World Happiness Report  国連機関であるSustinable Development Solutions Network が
毎年発表している世界幸福度ランキング公式サイト。
2022年度は146か国中日本は54位でした。なぜ、54位なのでしょう?
そして、その結果が意味することなどから、
自分自身の幸福度を上げるためにどうすればよいのかを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

【2022年度12月特集コーナー展示】The Harlem Renaissance

今月は、英文学科の古東先生からいただいた、"The Harlem Renaissance"というテーマで展示を行っています。
'ハーレム・ルネサンス’ということばを初めて目にし、何のこと?と思った方もおられると思います。
ハーレム・ルネサンスとは、今からちょうど100年ほど前の1920年代にニューヨーク州マンハッタン島のハーレム地区で花開いた、アフリカ系アメリカ人による文化運動のことです。
第1次世界大戦後の好景気の中で、1920年代は「ジャズ・エイジ」と称される享楽的な都市文化が発展していった時代であり、アメリカ文化史においてとりわけ重要な時代に位置付けられています。
それまで黒人はステレオタイプ的に描かれることが多かったのですが、ハーレム・ルネサンスの活動を通し、黒人芸術家たちは自らが描き出す黒人の姿を芸術において模索するようになりました。

館内の様子はこんな感じです。


関連するリンクを紹介します。
Encyclopedia Britannica | Britannica (ブリタニカ百科事典オンライン)
Harlem Renaissance と検索してみてください。用語の意味が分かるだけでなく、Britannica Quizなど用語に合わせたクイズによって楽しみながら、その用語について知ることができます。また、関連する用語がリンクされており、知識を深めることができます。英語学習にも役立ちます。

その他、YouTubeなどでHarlem Renaissanceと検索すると、様々な関連動画が閲覧可能です(History.comのチャンネルなど)。

この機会にぜひ、ハーレム・ルネサンスの文化の扉を開いてみませんか。

【2022年度1月特集コーナー展示】感染症と文学

今月のテーマは「感染症と文学」です。

館内の様子はこのような感じです。



2019年以降、形を変えながら拡大をしているウイルスと人類との闘いというのを、
私たちは身をもって経験しているところですが、このような闘いははじめてのことではなく、
歴史上繰り返されてきたものです。

そのため、感染パニックなどをモチーフにした小説などは、
これまでにも繰り返し書かれてきたテーマでもあります。
ひとくちに感染症を題材に取り上げた小説と言っても、そこで書かれているテーマは様々です。

事実を基に創作されたものもあれば、全くの架空の話もありますが、
書かれているテーマは例えば、パニックあるいは集団不安や、
そのような極限状態での人間の行動可能性に焦点をあてたものもあれば、
自分自身の中の葛藤や信仰などとのかかわりを描いたものなど…

まだまだ終わりが見えないコロナ禍にいる私たちにとって、
これらの作品は様々な示唆を与えてくれるかもしれません。

最後に関連するリンクはこちらです。
国立感染症研究所ホームページ
 コロナ禍においてはニュースなどで耳にする機会も多くなりましたので、
すでによく確認しているという方もひょっとしたらおられるかもしれませんが、
国内の感染症に関する情報を得たいときはまずはこちらから。
 
World Health Organization(世界保健機構)
 国際連合の関連機関の一つですが、こちらもコロナ禍になってからというもの、
ニュースで耳にする機会が増えました。
 世界で今起こっている、健康や保健に関することを知りたいときにはこちらを。

その他、それぞれに関連リンクがありますので、
興味のある方はさらにその関連先リンクも見てみてくださいね。

【2022年度2,3月特集コーナー展示】女性の身体と健康

在の展示テーマは「女性の身体と健康」です。
このテーマ案は、環境・バイオサイエンス学科の佐藤友亮先生からいただきました。
春休み中なので、展示期間はいつもより長く2か月にわたっています。

テーマに関する本を集めてみたところ、全体的に表紙にピンク色が多くつかわれている印象です。
今回展示している本のリストはこちらです。
本リスト①健康、女性.pdf
 本リスト②身体.pdf

そして、展示の様子はこんな感じです。

ピンク色は、乳がんの早期診断・早期発見・早期治療・を目指す活動として知られる、
ピンクリボン運動でも名前の通りイメージカラーとされています。
全ての女性に関わる運動であるため、
女性のイメージを代表する色としてピンクが選ばれたようです。

また、色の持つ効果に関する研究により、
ピンク色は女性ホルモンの分泌を助けたり、
「クールダウンピンク」と呼ばれるなど、
攻撃性や怒りを鎮める効果があることが分かってきたようです。
ピンク色の効果で、生理痛をはじめとする、
女性特有の痛みや悩みが少しは軽減してくれると良いですね。

さて、今回の展示では、テーマに合わせて、
女性に起こりえるさまざまなお困りごとや、
お悩みごとがあったときのお助けガイドになるようにと、
さまざまな相談窓口や電子ブックなどを紹介するパスファインダーを配布しています。

こちらからダウンロードも可能です。(短編綴じ両面印刷/三つ折り) 
女性の身体と健康パスファインダー.pdf
このパスファインダーを頼らなくて済むのが一番かもしれませんが、
自分自身のことだけでなく、身近な誰かに問題が起こったときにも
掲載されている情報が助けになるかもしれません。
女性に多く起こる問題と、どのようなサポート窓口があるのか、
この機会にぜひ知っておいてもらえたらと思います。



【2023年度4月特集コーナー展示】ナゾトキ

2023年度が始まりました。
新入生のみなさん、入学おめでとうございます。


今年度最初のテーマは、「ナゾトキ」です。
New Student Dayに合わせて、総合文化学科の清水先生に選書からご協力いただきました。
館内の展示の様子はこんな感じです


様々な視点を持てるよう、カテゴリー分けされ、カテゴリーが分かるようタイトルを色分けして展示しています。
展示している本のリストはこちらです。本リスト.pdf

また、こんな仕掛けが…


しおりが挟まっている部分を開くと、清水先生の熱い想いのこもった紹介文が読めるという仕掛けです。
表紙だけでなくぜひ本を手に取って、先生の紹介文や本の中身を見ながらさまざまな「ナゾトキ」に挑戦してみてくださいね。

【2023年度5月特集コーナー展示】 イギリスウィンザー朝

2023年5月6日、イギリスで70年ぶりとなる戴冠式が執り行われました。
ニュースやネット記事などでも、その様子をご覧になられた方も多いのではないでしょうか。
現在の王室ウインザー朝は、1910年から続いています。
そして、今回の戴冠式では、国王のチャールズ3世とカミラ王妃が戴冠しました。
今回は、「簡素化された」戴冠式が執り行われました。
なぜ、簡素化されたのか、その背景を調べてみるのもよいのではないでしょうか。

ウインザー朝に関連する資料を集めていますので、ぜひ図書館新館まで足を運んでくださいね。
館内の展示の様子はこんな感じです。



また、以下に関連するリンクを掲載しますので、こちらもこの機会にぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。

Visit Buckingham Palace (rct.uk) バッキンガム宮殿公式サイト

【2023年度6月特集コーナー展示】ビートルズと英国文化

6月の特集コーナー展示は「ビートルズと英国文化」です。
先月に続いてイギリスに関するテーマとなります。

学生のみなさんにとっては、「ビートルズ」という名前は聞いたことがあるけれど、どんな音楽を演奏していた人たちなのか、分からないという方が殆どではないでしょうか。
先日、韓国のBTSのことを、「21世紀のビートルズ」と例えている記事を見かけました。学生のみなさんには、BTSのように世界中で人気を博したアイドル的ロックバンドであったというと、当時の人気の高さが伝わるでしょうか。

また、その人気の高さゆえに、音楽だけにとどまらず、文化や思想などの面でも、若者を中心に大きな影響を与えたという点でも、共通していると言えるのかもしれません。

展示の様子はこんな感じです。



また、展示している本のリストはこちらです。
本リスト①.pdf
本リスト②.pdf 

さて、ビートルズは女学院と関係なくもないのです。
その秘密を知りたい方は、展示を見に来てください。展示の中に、答えがあります。

【2023年度7月特集コーナー展示】牧野富太郎

7月に入りました。
今月の展示はこちら、NHKの「朝ドラ」、『らんまん』の主人公のモデルにもなっている、「牧野富太郎」です。
飾りに使用しているバラは、図書館イベント「ひるやすみのおりがみ」で作成したものです(詳細はイベント情報参照)。


まだ梅雨が明けず、どんよりと湿度の高い日が続いていますが、
雨の季節のちょっとした楽しみは、図書館新館近くのキノコチェックです。
また生えてきてる!と確認するだけなのですが、
生えてきてるだけでなんだか嬉しく、生えていないとなんだか寂しく感じます。
(大体次の日には潰されてます‥)

キノコに限らず岡田山は自然がいっぱいですが、
正門から校舎へ入るまでにどんな植物があるか、いくつ言えるでしょうか?

季節になると美しい花を咲かせてくれるものもあれば、
暑い季節に涼しい影を作ってくれるものがあったり、
実りの季節にはたくさんの実をつけるものがあったり、
足元で可愛く咲く小さな花があったり、山を登ってくる間にもいろいろな植物があります。
でも、その名前を知らないものも多いのではないでしょうか。

気になる植物があれば、牧野先生の図鑑で調べてみると、
今まで開かれていなかった新しい植物の面白さに気づけるかもしれません。
展示している本のリストはこちらです。本リスト.pdf

関連するリンクを紹介します。

高知県立牧野植物園 THE KOCHI PREFECTURAL MAKINO BOTANICAL GARDEN
神戸市:神戸を知る 牧野富太郎 (kobe.lg.jp)

【2023年度8-9月特集コーナー展示】関東大震災から100年


今年は関東大震災から100年という記念すべき年に当たります。
子どものころ、9月1日には学校で必ず防災訓練が行われ、この日が関東大震災に由来して防災の日となったことを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

館内の展示の様子はこんな感じです。


関東大震災は、午前11時58分というお昼時に発生したこともあり、地震をきっかけに火災が発生し、当時は木造家屋が多かったこと、地震により水道管が破裂したこと、また強風の影響もあり、被害が拡大し3日間火が消えず約10万5千人の死者・行方不明者を出しました。

この甚大な被害を教訓に防災意識を高めるために、1960年に閣議にて9月1日が防災の日に制定されました。
今回の展示では、総合文化学科の河島先生、藤岡先生と、環境・バイオサイエンス学科の中川先生が選んでくださった本も展示しています。
資料の中には当時の様子が分かる一次資料などもあります。
今回展示している本のリストはこちらです(上記3人の先生方による選書資料は表中黄色にしております)。
本リスト ①.pdf
本リスト ②.pdf


当時のことを資料でたどりながら、現在の知識も入れられるよう本を集めていますので、
この機会にぜひ手に取ってみてください。

また、関連するサイトへのリンクはこちらです。
「関東大震災100年」 特設ページ : 防災情報のページ - 内閣府 (bousai.go.jp)

【2023年度10月特集コーナー展示】岡田康伸生誕80年記念展示「箱庭やイメージの心理療法」

今年はとにかく夏日が長く続いていましたが、
10月になってようやく秋めいてきたように感じます。

今月のテーマは、心理・行動科学科の西嶋先生が提案して下さったテーマ、
<岡田康伸生誕80年記念特集『箱庭やイメージの心理療法』>です。

館内の様子はこんな感じです。




岡田康伸先生は、河合隼雄先生らとともに、
国内外で箱庭療法を普及、発展させた臨床心理学者です。
日本における臨床心理学の展開を理解するきっかけになればと、
岡田先生のご著書をはじめとして、箱庭療法やファンタジー・グループなど、
イメージを用いた心理療法に関する本を集めました。


今回展示している資料のリストはこちらです。
本リスト(10月箱庭療法).pdf

ぜひこの機会に手に取って見てくださいね。

【2023年度11月特集コーナー展示】動物とわたしたち

今月は、忠犬ハチ公生誕100年にちなみ、「動物とわたしたち」というテーマで資料展示をしています。
館内の様子はこんな感じです。
 

図書館では、今年6月にタヌキの赤ちゃんたちが窓の外に顔を出してくれるという出来事がありました。

普段から、カラスの大合唱を聞きながら帰ったり、食堂に向かう途中にアナグマを見かけたり…と、
自然豊かな岡田山で過ごしていると、
わたしたちの身近なところにもさまざまな動物が暮らしていることを実感しますよね。
一方で、最近ニュースでヒグマに襲われる事件などをよく耳にする機会があり、
動物との共存の難しさを感じることもあります。

さて、今回展示している本のリストはこちらです。
本リスト.pdf
様々な動物の本を集めていますので、ぜひ彼らのことを知って、よりよい共存を目指しませんか。
担当の館員による切り絵にもぜひご注目ください!

テーマに関連するリンクはこちらです。
農林水産省 農業という視点から動物とのかかわりを考えると、
   動物たちのおかげでどれだけわたしたちが生かされているのかを考えることができます。
日本動物園水族館協会 人間も動物の一員という視点から、共存、保全という問題で
   私たちに何ができるかを考えることができます。







【2023年度12月特集コーナー展示】紫式部

 来月から放送が予定されているNHK大河ドラマ、「光る君へ」が話題です。
 そこで今月のテーマは、「紫式部」です。
 館内の展示の様子はこちらです。


 ところでみなさんは、紫式部の『源氏物語』
をはじめとした古典文学に、どのくらい馴染みがありますか?

 日本の中学・高校の国語科では、現代文と古典の時間が大きな割合を占めてい
ますが、
普段使う現代語とのギャップや文化の違いから、難しくじる人も少なくないと思います。
授業以外でもよく古典文学に親しんでいるという方は、なかなか珍しいのではないでしょうか。

 
 そこで今月は、古典作品にあまり触れてこなかった方にも紫式部と、その
世界を知ることができる本を集めました。
 3つのテーマに分
けて展示していますので、
興味のある本をぜひ手に取ってみて下さい。
 3つのテーマごとの本のリストはこちらです。
  本リスト①紫式部.pdf
  本リスト②源氏物語.pdf
  本リスト③絵巻.pdf
  
 この機会に古典文学に親しんで、時を超えた不変の感情の動きや、時代の違いによる文化の違いを
楽しんでくださいね。

【2023年度1月特集コーナー展示】神谷美恵子先生生誕110年

2024年が始まりました。
新年最初の特集コーナー展示のテーマは、「神谷美恵子先生生誕110年」です。
展示の様子はこんな感じです。



神谷美恵子先生は、精神科医としてだけではなく、語学力を生かして哲学書や文学書の翻訳、またエッセイを上梓されるなど幅広く活躍された方ですが、本学で教鞭をとっておられた時期があったことはご存じでしょうか。

昨年度本館で行った松岡享子展で、松岡先生と神谷先生の関係については少し紹介しましたが、本学では1951年から1964年まで英語やフランス語などの語学分野と、精神医学の授業をご担当されました。

当時授業を受けておられた同窓生の方々によると、女性で精神医学などの研究をされている方はまだまだ珍しい時代であり、また、先生のお人柄からも学生たちの憧れの存在であったそうです。

先生が生涯の目的・使命とされたハンセン病の治療のための場である長島愛生園には、中高部生が夏休みを利用して訪問するなど、現在も本学との交流が続いています。

展示している本のリストはこちらです。
本リスト.pdf
熱い想いを持って精神医学の道を邁進された神谷先生の著作や関連本を、この機会にぜひ手にとってご覧くださいね。


【2023年度2、3月特集コーナー展示】同窓生文庫のご紹介

今年度最後の新館特集コーナー展示では、「同窓生文庫のご紹介」と題し、本学同窓生の著書や関連図書をご紹介しています。
展示の様子はこんな感じです。


同窓生の著書は普段は主に本館の「同窓生文庫」と呼ばれるコーナーに集めていますが、それらをこの特集に際し、一部新館に持ってきて展示しております。

もちろん卒業後のそれぞれの方々ご自身の意欲や努力によって形成されたキャリアであることは言うまでもないですが、それでも背景に本学での学びがちらりと感じられるように思うのです。
今まさに本学で学んでいる学生のみなさんに、今学んでいることをこんな風に拡げていくことができるかもしれないと考えてもらえると嬉しいです。

展示している本のリストはこちらです。本リスト.pdf
(※3/7 本リストに阿古真理さんの『おいしい食の流行史』が加わりました!)

今回の展示でも紹介している、映画監督の三島有紀子さんの最新作「一月の声に歓びを刻め」は、まさに今全国の映画館で公開中です。
映像の色、音楽、声など、映画館で観ることでより物語を深く感じられる映画だと思いますので、この機会にぜひ映画館に足を運んで、物語を自分で感じてみてください!

また、スペースの関係で今回紹介できた同窓生の作品はほんの一部です。
同窓生の活躍にスペースが追い付かないというのは嬉しいことでもありますが、紹介できないのは残念ですので、ぜひ本館の同窓生文庫のコーナーも覗いてみてくださいね。

【2024年度4,5月 特集コーナー展示】国際学部 心理学部 新学部開設記念展示

2024年度が始まりました。
最初の特集コーナー展示では、今年度から開設された2つの新学部である国際学部と心理学部を、図書館1階の展示コーナー3箇所(小展示コーナー、特集コーナー、新着図書コーナー)を広く使ってご紹介しています。

展示の様子はこんな感じです。


在学生のみなさんも、新学部について気になっておられるのではないでしょうか。
紹介パンフレットなども併せて展示しています。

これまでの文学部英文学科が国際学部(英語学科、グローバル・スタディーズ学科)に、また人間科学部心理・行動科学科が心理学部心理学科と名前を変え、学院標語である「愛神愛隣」の理念はそのままに、更なる深い学びが実践されます。


両学部の先生方によるおすすめの本を、「おすすめコメント」とともにご紹介しています。
先生方の著作もあわせてご紹介しています。
展示している本のリストはこちらです。
国際学部推薦図書リスト.pdf  心理学部推薦図書リスト.pdf 

どのようなことが学べるのか、またどのようなことに関心をお持ちの先生方がおられるかなど、
この展示が履修の際の参考になれば嬉しいです。
新入生のみなさんだけでなく、在学生のみなさんも、
新たな学部での新たな学びの世界に足を踏み入れてみませんか。

【2021年度1月特集コーナー展示】SF



今回展示している本のリストはこちらです。

また、オンラインでも楽しめる関連サイトへのリンクをご紹介します。
The Nebura Awards
アメリカSFファンタジー作家協会が、過去2年以内にアメリカで発表されたSF小説を選考し授与する「ネビュラ賞」の公式サイト

【2024年度6月 特集コーナー展示】神戸女学院大学図書館4館の紹介



今月の展示はこのように、神戸女学院大学図書館4館について紹介しています。
4館というのは、
・新館
・本館
・音楽学部図書室
・AVライブラリー 
なのですが、全館行ってみたことがあるという方はどのくらいおられるでしょうか。

今回の展示では、それぞれの館の場所はもちろん、どんな資料が置いてあるかについて紹介しています。
今回展示している本のリストはこちらです。本リスト.pdf

館によって雰囲気も違いますので、お気に入りの図書館を見つけて、利用してもらえたら嬉しいです。


【2024年度7月 特集コーナー展示】CIVIL RIGHITS ACT 60TH ANNIV...

今月は、国際学部/文学部の古東先生から出していただいたテーマです。
1950年代からキング牧師などが進めていた、黒人差別に対する公民権運動が高まり、
1964年7月2日にアメリカ議会で公民権法(Civil Right Act)が成立してから60年が経ちました。

展示の様子はこちらです。


展示では、テーマに関連する人物の名言などとともに、関連資料を紹介しています。
名言とよばれることばがどのようにして、またどのような時に生まれたのかなど、その過程については、関連資料でご確認くださいね。

今回展示している本のリストはこちらです。本リスト.pdf

今年は11月5日にアメリカ大統領選の投開票が行われ、新しい大統領が決定します(就任式は来年1月20日の予定)。ここのところニュースでは、民主党からの候補者である現職のバイデン大統領と、共和党からの候補者であるトランプ元大統領の舌戦が繰り広げられている様子もよく見かけますよね。

アメリカ大統領は、自国のアメリカ1国のことだけでなく、世界情勢にも大きな影響を与えるため、今後の行方が気になります。
公民権運動に関わられた方々は、どのような思いでこの選挙を見つめているのでしょうか。

【2024年度8,9月 特集コーナー展示】先住民あるいはアイヌ



8月9月の夏休み期間中は、総合文化学科大澤先生からテーマ案をいただいた、
各地の先住民、またアイヌに関する資料を集めた展示を行っています。

国際連合広報センターウェブサイト(先住民族 | 国連広報センター (unic.or.jp)には以下のような記述があります。

「現在少なくとも5,000の先住民族が存在し、住民の数は3億7000万人を数え、90カ国以上の国々に住んでいる。多くの先住民族は、政策決定プロセスから除外され、ぎりぎりの生活を強いられ、搾取され、社会に強制的に同化させられてきた。また自分の権利を主張すると弾圧、拷問、殺害の対象となった。彼らは迫害を恐れてしばしば難民となり、時には自己のアイデンティティを隠し、言語や伝統的な生活様式を捨てなければならない。」

先住民族の問題は、国連でもこれまでに増して取り上げられるようになりました。
毎年8月9日は、「世界の先住民の国際デー」として指定され、世界の先住民の権利を促進、支持する記念行事が行われています。

今回展示している資料のリストはこちらです。本リスト.pdf

様々な先住民の本を集めましたので、この機会に先住民問題について考えてみませんか。