19世紀初頭に活躍した英国の小説家、英文学科の人にはお馴染みのJane Austen(ジェイン・オースティン)が亡くなって今年で200年。これを記念して、7月と8月はジェイン・オースティンに関する展示です。彼女の作品はもちろん、『ジェイン・オースティンファッション』、『ジェイン・オースティン料理読本』といった図書や、読みやすい多読の洋書も選びました。何度も映画化された『高慢と偏見』、『エマ』のほか、彼女の主要作品の『マンスフィールド・パーク』、『ノーサンガー僧院』、『分別と多感』(「いつか晴れた日に」に改題)などもスクリーンで観たことがあるかもしれません。まだ作品を読んだことがない、という人も夏休みにゆっくり読んでみませんか。
本館では、1930年代の卒業生が執筆したオースティンに関する卒業論文と同時期に出版されたオースティン関連の図書を展示していますので、ぜひこちらもご覧ください。
今年は神戸開港150年でもあります。そこで「こんな本どうでしょう?」コーナーには、神戸港や外国人居留地に関する図書を選びました。150年前と言えば大きく時代が転換した明治維新の頃、神戸女学院の創立者イライザ・タルカット先生、ジュリア・ダッドレー先生が神戸に到着された時代に思いを馳せてみませんか。
新年度が始まって、はや2ケ月が過ぎました。みなさんは、授業の準備や課題に取り組む
忙しい日々でしょうか。今月は、プロジェクト科目「ひと・まち・文学」、
「神戸女学院を創る」(Bクラス)に関連した展示です。
「ひと・まち・文学」の舞台は、琵琶湖南東部、紫式部ゆかりの石山寺、本学院に関係の深いW.M.ヴォーリズが暮らした近江八幡、織田信長築城の安土城などなど。作品が生まれた場所とそこで生きる人々を通して文学を見つめる、授業担当の先生方による選書です。
「神戸女学院を創る」(Bクラス)では、神戸女学院が神戸山本通りから岡田山へ移転した歴史や国の重要文化財に指定されている岡田山キャンパス校舎群について学びます。
現地を探訪する前に知識を深められるよう、校舎の設計者W.M.ヴォーリズの著作や建築物に関する図書を中心に、授業担当の先生方が選書してくださいました。
それぞれ図書館スタッフのおすすめ本も並んでいますので、授業を履修している人もそうでない人も、ぜひ、手に取って読んでみてください。
「こんな本どうでしょう?」コーナーは、ハリー・ポッターシリーズ出版20周年を記念して、原書を中心に英文学科のMcCullough先生おすすめの図書などを展示しています。
ハリー・ポッターを好きならこんな本も読んでみては、と選んだ図書も並んでいます。
あわせてご利用ください。
お気に入りのカフェや自分の部屋での読書もいいですが、電車やバスに乗っている時間に、ちょっと本を読んでみるのはいかがですか。通学という短い時間だからこそ、日常を離れた世界に浸って気持ちが切り替わったり、思いもよらないアイデアが生まれるかもしれません。
今月は、環境・バイオサイエンス学科の三宅ゼミのみなさんが書いた楽しいポップといっしょにおすすめの図書を展示していますので、じっくり眺めて気になる本をぜひ手にとってください。また、図書館スタッフおすすめの図書は、持ち運びに便利な文庫本を中心に楽しめる作品を選んでみました。
「こんな本どうでしょう?」コーナーは、ビートルズの名盤“Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band”50周年を記念して、英文学科のMcCullough先生おすすめの図書を中心に展示しています。ビートルズ関連の視聴覚資料は、音楽学部図書室やAVライブラリーにもありますので、そちらもあわせてご利用ください。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。神戸女学院大学へようこそ!そして、在学生のみなさん、どんな気持ちで新しい年度を迎えていますか。
神戸女学院大学図書館では、新館1階に特集コーナーを設け、定期的にテーマを決めて図書などを紹介しています。
4月は「コミュニケーションに関する本」を展示しています。大学生活、先生、友人、ほぼすべてが新しくなる環境に適応していくのは、特に新入生にとってはなかなかたいへんです。初めて親元を離れて生活する人もいるでしょう。初対面の人とのコミュニケーションを図らなければならない場面もたくさんあることと思います。
みなさんが気持ちよく最初の一歩を踏み出せるよう少しだけ背中を押して新生活を応援したいと思い、心理・行動科学科の須藤先生おすすめの図書と図書館スタッフおすすめの図書を並べています。手にとったコミュニケーションに関する本が、新しい分野に興味を持つきっかけになるかもしれません。
ぜひ図書館へ足を運んでください。お待ちしています。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。そして、在学生のみなさんは、いよいよ新しい年度が始まりましたね。
神戸女学院大学図書館では、新館1階に特集コーナーを設け、定期的にテーマを決めて図書などを紹介しています。
4月の特集コーナーは「戦争と平和」です。扱うテーマは重く、決して楽しい内容とは言えませんが、これから平和な世界を構築していくためにも、過去にきちんと向き合うことは大切です。小説や絵本、図鑑など、手に取りやすいものも幅広く展示していますので、プロジェクト科目「戦争と平和を考える」履修生はもちろん、新年度の初めに、ひとりでも多くのみなさんの学びのきっかけになれば、と思っています。ぜひご覧ください。
今年も、地方予選を勝ち抜いた高校野球チームが甲子園で熱戦を繰り広げる8月がやってきました。目標に向かって努力するひたむきな姿、次々に生まれるファインプレー、野球に関心のない人をも感動させるドラマのような名場面。そんな高校野球は、甲子園球場に足を運ぶ派、涼しい部屋でテレビ観戦派、ニュースや新聞で結果確認派と、楽しみ方もさまざまです。
『高校野球「裏」ビジネス』、『甲子園野球と日本人』、野球全体へ視野を広げて『アメリカ野球珍事件珍記録大全』、長嶋茂雄『野球へのラブレター』等、いろいろな角度から選書しました。読む甲子園、読む野球の世界はいかがですか。ぜひ特集コーナーで手に取ってください。