特集コーナー
今月は今年で創設から120年を迎えるノーベル賞に関連する図書を紹介しています。 館内の展示の様子はこんな感じです。 ノーベル賞は、ダイナマイトの発明で知られるスウェーデンの発明家、アルフレッド・ノーベルの遺言に基づき、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和の各分野で「人類に最大の貢献をもたらした人々」に贈られる賞です。1901年に創設され、のちに経済学分野も追加され、今では6つの賞があります。 授賞式は例年12月10日にスウェーデンの首都ストックホルムの市庁舎で行われます。創設から120年となる2021年の授賞式は、まだ新型コロナウイルスのパンデミックが終わっていないとの理由から、メダルや症状の授与などは各受賞者の居住地で行われ、ストックホルム市庁舎での授賞式は可能であれば地元の関係者が出席し、その模様をオンラインで公開するようです。 紹介している本のリストはこちらです。⇒ 本リスト.pdf オンラインで楽しめるリンクを紹介します☆ ・ノーベル賞公式ホームページ イベントなどもこちらで確認できます。 ・NHKホームページ ニュース>スペシャルコンテンツ>ノーベル賞2021 NHK特設サイト と進んでみてください。
2021年度の最後の図書館展示のテーマは、「映画と法律」です。 2021年はウォルト・ディズニー生誕120年に当たる年です(もう2022年になっていますが、2021年度ということでお許しを…)。 そしてディズニー作品は著作権の変遷に深く関わりがあることで知られています。 みなさんも幼いころから、ディズニー作品には親しんでこられたのではないでしょうか。今回は、ディズニーのメインキャラクターでもあるミッキーマウスが、元々はアニメーション映画から展開していったことから、「映画と法律」としました。かわいらしいキャラクターと法律がどのように関連するのか、興味を持った方はぜひ今回の展示を参考に調べてみてくださいね。 また、みなさんがきっと一度は観たことがある、映画を観に行った時に出てくる、「NO MORE 映画泥棒」の盗撮防止啓発ムービーは、映画の盗撮の防止に関する法律の施行に合わせて作られたものですが、この法律も著作権法をもとにさらに一歩踏み込んだ法律といえるかと思います。合わせて調べてみてはいかがでしょうか。 館内の展示の様子はこんな感じです。 そして、今回展示している本のリストはこちらです。→本リスト .pdf 最後に、今回のテーマに関連するリンク集をまとめます。 ●協同組合日本映画監督協会 製作者である監督という立場での著作権とのかかわりを知る参考にどうぞ ●文化庁 (bunka.go.jp) 著作権法がどのようなものか知るにはまずはこちらをどうぞ ●e-Gov法令検索 著作権法の条文を確認するにはこちらから
2022年がはじまりました。 新年最初の展示テーマは、SFです。 SFとはScience Fictionの略であり、科学的な仮想で空想世界を描いた作品のことを言うようです。 SFのテーマとしてよくあげられる、ロボットやアンドロイドなどの言葉はSF作品で初めてつかわれた言葉なのだそうです。 さて、館内の展示の様子はこんな感じです。 SFは仮想世界を描いているということから、現実離れしていてあまり好きではないという方も多いジャンルではありますが、案外現実離れというわけでもないのかもしれません。 現在のパンデミックの状況も、これまでは現実に起こる身近な話というよりも、SF的な物語世界の中の話として考えていた人が多いのではないかと思いますが、もはや世界中の人が物語の中のことだとは考えられない状況となってしまいました。 作品で描かれたSF世界が現実を突破するヒントになるようなこともあったり、あるいは現実との既視感にぞっとする、なんていうこともあるかもしれません。 この機会にぜひ手に取っていただければ幸いです。今回展示している本のリストはこちらです。 本リスト①.pdf 本リスト②.pdf 最後に関連リンク集を紹介します。The Nebura Awards アメリカSFファンタジー作家協会が、過去2年以内にアメリカで発表されたSF小説を選考し授与する「ネビュラ賞」の公式サイト The Hugo Awards | The Official Site of The Hugo Awards 世界で最も古いSF/ファンタジー賞である、「ヒューゴー賞」の公式サイト 日本SF大賞 - SFWJ 日本SF作家クラブが1980年に創設した、日本SF大賞公式サイト 各賞受賞作の中には映画化されたものもありますので、文字で仮想世界を楽しんだあと、どんな風に映像化されたのか比べてみるのも楽しいかと思います。 寒い冬の期間を室内で過ごす楽しみが増えますように。
今回展示している本のリストはこちらです。 また、オンラインでも楽しめる関連サイトへのリンクをご紹介します。The Nebura Awards アメリカSFファンタジー作家協会が、過去2年以内にアメリカで発表されたSF小説を選考し授与する「ネビュラ賞」の公式サイト
2022年度が始まりました。 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。 高校までと異なり、大学での学びは自分の興味に基づき専門性を高めていくものとなります。 図書館を活用して、大学で幅広い教養を身につけてくださいね。 さて、4月の新館1F特集コーナー展示のテーマは、「日本語教育・日本語教員養成課程」です。 館内の展示の様子はこんな感じです。 日本語教員養成課程は全学部生が履修可能な課程であり、場合によっては本学大学院生および本学卒業生も履修可能です。 現在、日本語教員には法律に基づく免許制度は存在しませんが、本学日本語教員養成課程修了者には卒業時に「日本語教員養成課程修了証明書」が交付されます。 この修了証を取得していることを採用条件としている日本語教育機関が多いので、日本語教育に興味のある方、また日本で暮らす日本語を母語としない方々のサポートなどに関心のある方は、履修を考えてみてはいかがでしょうか(履修手続きについては『便覧』を確認してください。 本学のある兵庫県だけでも、様々な国から仕事や留学などの目的で日本で暮らしている方がおられます。 (参考: 兵庫県HP 県内在留外国人数 ) その中には、日本語がまだ十分理解できない状態で、家族で海外から移住してこられている方々も多くおられます。 そのため、生活面などでもさまざまなサポートが必要となります。 そのような背景もあり、日本語教員養成課程の履修科目は、日本語学だけでなく、心理学や日本文化など多岐にわたります。 今回展示している本リストの中には、日本語教員養成課程の先生方からの推薦図書や、履修科目のシラバスで紹介されている参考図書なども含めています。 本リスト 1.pdf (先生方からの推薦図書、シラバス掲載図書はこちら) 本リスト 2.pdf 本リスト 3.pdf 履修を考えている方、観光業に興味がある方などに 参考となるリンク集を紹介します。 ・ 兵庫県国際交流協会 多文化共生社会の実現、国際交流の推進、人材育成の取り組みなどについて紹介。 ・ 西宮市国際交流協会 情報・資料の収集・提供、相談事業、イベントなどさまざまな活動をされています。ボランティア募集もあり。 ・ 神戸国際コミュニティセンター(KICC) 18歳以上からボランティア登録が可能です(ボランティアの内容により基本登録要件が異なります)。