【新館】特集コーナー
特集コーナー
【2021年度12月特集コーナー展示】第1回ノーベル賞から120年
館内の展示の様子はこんな感じです。
ノーベル賞は、ダイナマイトの発明で知られるスウェーデンの発明家、アルフレッド・ノーベルの遺言に基づき、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和の各分野で「人類に最大の貢献をもたらした人々」に贈られる賞です。1901年に創設され、のちに経済学分野も追加され、今では6つの賞があります。
授賞式は例年12月10日にスウェーデンの首都ストックホルムの市庁舎で行われます。創設から120年となる2021年の授賞式は、まだ新型コロナウイルスのパンデミックが終わっていないとの理由から、メダルや症状の授与などは各受賞者の居住地で行われ、ストックホルム市庁舎での授賞式は可能であれば地元の関係者が出席し、その模様をオンラインで公開するようです。
紹介している本のリストはこちらです。⇒本リスト.pdf
オンラインで楽しめるリンクを紹介します☆
・ノーベル賞公式ホームページ
イベントなどもこちらで確認できます。
・NHKホームページ
ニュース>スペシャルコンテンツ>ノーベル賞2021 NHK特設サイト
と進んでみてください。
【2021年度11月特集コーナー展示 渋沢栄一没後90年】
2024年からは新1万円札に印刷される人物となることも、大きな話題となりました。
大河ドラマを観ている方は、すでにこの方がどんな功績を残してこられた方なのかをご存知かと思いますが、まだ知らないという方は、この機会にこの展示で知っていただければと思います。
あまりに多岐にわたる功績に、驚かれることと思います。
今回の館内の様子はこんな感じです。
そして展示している本のリストはこちらです。→本リスト.pdf
今回の本リストの中には電子ブックもあります。電子ブックの閲覧方法はこちらです。→電子ブック閲覧方法.pdf
ご自宅からでも楽しめるリンク集はこちらです。
・公益財団法人渋沢栄一記念財団:このサイトから、財団の「情報資源センター」の渋沢社史データベース、実業史錦絵プロジェクトの「絵引データベース」など興味深い資料がオンライン上でも楽しめます。
・国立国会図書館デジタルコレクション:インターネット公開されている『航西日誌』などの資料については、自宅からでも閲覧可能です。図書館間送信限定資料については、来館の上専用のPCからのみ閲覧可能です。
・CSR図書館.net:CSRとは、Corporate Social Responsibilityの略で、企業が社会に対して果たすべき責任のことを指します。各企業が社会貢献としてどのような取り組みを行ったのかまとめた報告書のことをCSR報告書といいます。渋沢栄一は自分の利益だけでなく社会全体の利益になることを念頭に企業や各種団体を育成した人物として知られていますが、これから社会にはばたく皆さんも各企業がどのような取り組みをしているのかを参考にしながら就職先を考えてみるのも良いのではないでしょうか。図書館では、冊子体のものを新館B1F就活本のコーナーに並べています。
【2021年度10月特集コーナー展示 生み出す力 発想の力】
どう動くべきなのか悩ましいこの難局にぴったりのテーマが今月のテーマです。
館内の展示の様子はこんな感じです。
テーマ設定のきっかけは、2021年度展示テーマを決めていた際、テーマ候補として生誕〇〇年、没後〇〇年などの記念となる人物のリストの中に挙がっていた人たちに、スティーブ・ジョブズ(没後10年)、トーマス・エジソン(没後90年)、パブロ・ピカソ(生誕140年)がおり、若干こじつけのようではありますが、キラリと光る(?)共通点として浮かんだのが「何かを生み出した人たち」であるということでした。
あまりにざっくりとした話ではありますが、どんな分野にもモノを生み出す人はいて、そのおかげで私たちは物心両面で色々と助けられ、「快適」を享受しています。
未来が見えない、想像ができない、といった不安がある方や、なんとなくやってみたいことがあるけれどどう動いていいのかわからないという方にとってこの展示は、なにかヒントをもらえるものとなるかもしれません。
一人でモノを生み出す人もいれば、協力して生み出す人たちもいたり、サポートしてくれる人がいるおかげで生まれたものが世に出る、ということもありますよね。
自分では何も生み出せないと思っている人がいたとしても、人はみな誰かから生み出された存在で、そこにはいろいろな人や物の力があった、と考えてみるのも良いかもしれません。
そんな今回の展示で紹介している図書のリストはこちらです→本リスト.pdf
まだ自宅から戻ってこられていない方も、電子ブックならお楽しみいただけます。
電子ブック閲覧方法はこちらです。電子ブック閲覧方法.pdf
また、テーマに関して紹介したいデータベースはこちらです☆
・日経BP記事検索サービス…企業は常に何かを生み出している存在でもありますが、企業で活躍する人たちがどのような考えでモノづくりをしているのか、など日経BP社の雑誌記事検索より知ることができます。
就職活動中の方にも役立つ便利なデータベースですので、この機会にぜひ使ってみてくださいね。
それでは、後期の大学生活がみなさまにとって新たに何かを生み出したり、新たな出会いがあったりとわくわくするものになりますように…
【2021年度8,9月特集コーナー展示 カラヴァッジョ生誕450年
学校へ来る機会が少ない夏休み真っ只中ではありますが、2か月と長く展示してますので、ぜひ足を運んでくださいね。
さて、今回のテーマは、「カラヴァッジョ生誕450年」です。
カラヴァッジョとは、バロック時代のイタリア人の画家、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョのことです。
館内の様子はこんな感じです。
そして、今回展示している図書のリストはこちらです。本リスト(カラヴァッジョ).pdf
カラヴァッジョは、主題と感情を見るものに直接伝える宗教画を描いて、17世紀の美術世界に革新をもたらしました。
あまりの斬新さに拒絶反応を示す人もいた一方、影響を受けた画家も多数おり、ルーベンスやベラスケス、レンブラントなどはカラヴァッジョの影響を受けた画家「カラヴァジェスキ」と呼ばれています。
(参考:カラヴァッジョ|《キリストの埋葬》展|国立新美術館 (caravaggio2020.com))
心を揺さぶる力のある絵を描ける、という類稀な能力をもつ一方、
彼の人生は殺人事件を起こして逃避行を続けたなど、
よい評価どころかむしろ素行が悪いといわれるような面もあったようです。
良くも悪くも感情の振り幅の大きな人物であったといえるのかもしれません。
最後に、カラヴァッジョに限らず美術に関心がある方におすすめの、自宅からでも楽しめるリンク集などを紹介します。オンラインで美術館巡りを楽しんでください☆
*Web Gallary of Art ヨーロッパ美術のバーチャルギャラリー。美術作品を作家名から探せます。
*Musée du Louvre LOUVRE AT HOMEのコーナーのヴァーチャルツアーや所蔵作品にまつわるお話(児童向け)など気軽に楽しめるコンテンツがいろいろあります。
*The National Gallary おすすめは、メニュー>Research>Research Resources>Picture libraryです。カテゴリ別にいろいろな画家の絵を楽しむこともできますし、Caravaggioなどと入れて検索すれば、自分の入力したテーマに沿った絵をいろいろと楽しむことができます。
*The Metropolitan Museum of Art メニュー>Art>Art at homeや、メニュー>Learn with Us >#MetKids がおすすめです。Sound Cloudを使用したリスニングガイドや、ぬりえなどもあります。
*大塚国際美術館 古代壁画から西洋名画まで1000以上の作品が原寸大で陶板に再現されています。陶板なので、写真を撮ったりすることも出来る、身近に楽しめる美術館です。カラヴァッジョの作品のレプリカもあります。
【2021年度7月特集コーナー展示】東京オリンピック
開催されるのか、開催されないのか?
年を跨いでずっと論議がされてきた東京オリンピックですが、とりあえずこのまま開催されるようですね。
図書館の今月の展示テーマは、「東京オリンピック」です。
館内の展示の様子はこんな感じです☆
展示にあたって、これまでの近代オリンピックの夏季・冬季の開催地をまとめた地図を作成しました。
万遍なく開催されているわけではないことが伝われば…と思いながら作成したのですが…何か気づきがあれば嬉しいです。
さて、今回の選書は総合文化学科の河島先生、また体育研究室の小坂先生にご協力いただき、以下の選書テーマを元にリストを作成しました。
・東京オリンピック(2020と過去分含め)
・オリンピックの歴史・背景
・女性とスポーツ
・オリンピアン・パラリンピアン
本のリストはこちらです。本リスト.pdf 本リスト②.pdf
また、自宅からでも利用できる関連リンク集はこちらです。
東京2020大会公式ウェブサイト
東京2020参画プログラムサイト
「東京2020教育プログラム」特設サイト
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 東京都ポータルサイト
国際オリンピック委員会(IOC)
国際パラリンピック委員会(IPC)
公益財団法人 日本アンチドーピング機構
(NWEC・ヌエック)男女共同参画の推進機関 |国立女性教育会館
NWECホームページ>研修・イベント>女性教育情報センターテーマ展示と進むと、現在開催中のオンライン展示「女性とスポーツ ~ジェンダー平等への道のり~」が見られます(9月まで)。
今回のオリンピックはスポーツ鑑賞だけでなく、いろいろなことを考えてしまうオリンピックだとみなさんも感じられていることかと思いますが、本やリンクなどの情報を参考に、学問的な視点でもオリンピックを見てみられてはいかがでしょうか・・・?