クララ・シューマン生誕200年記念展示(音楽学部図書室)
2019年はクララ・シューマン生誕200年となる記念の年です。
ロベルト・シューマンの妻であるクララ・シューマンは幼い頃からピアニストとして活躍し、結婚後も、精力的に演奏・教育活動に励み、作曲家としても「ピアノ協奏曲 op.7」、「ピアノとヴァイオリンのための3つのロマンス Op.22」、「4つのポロネーズ」など数くの作品を生み出しました。プロの女性のピアニストがほとんどいなかった時代に音楽に生涯を捧げたクララ・シューマン。その生涯について記した図書や代表的は作品の楽譜を展示しています。ぜひ、ご覧ください。
なお、クララにまつわる曲で有名なものがあります。シューマン作曲の「ミルテの花」という歌曲集の第一曲、「献呈」(「Widmung」)です。クララへの想いをこめて作曲し、結婚の際にクララに捧げたことでよく知られています。合わせてご覧ください。貸出もできます。展示は5月末までおこなっています。